パラドックスのジェンダー論―家族と教育の社会学 [単行本]
    • パラドックスのジェンダー論―家族と教育の社会学 [単行本]

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パラドックスのジェンダー論―家族と教育の社会学 [単行本]



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出版社:学文社
販売開始日: 2026/10/28
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パラドックスのジェンダー論―家族と教育の社会学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ジェンダーの「常識」を、疑ってみる。ジェンダーをめぐるいくつもの逆説。夫の育児時間が増えているのに、妻の育児時間も増える。男女を分けない教育が、かえって男女の違いを強める。「自分らしさ」の尊重が、性別役割を固定することもある…。家族と教育をめぐる身近な謎から、ジェンダー現象の複雑な現実に迫る。
  • 目次

    はしがき

    第1章 若い人ほどジェンダー平等に反対なのか?
    ―世代をめぐるパラドックス―

    1.若者の保守化?
    2.世代間での意識のねじれ
    ジェンダー平等推進に消極的な若年世代/ジェンダー役割には反対する若年世代
    3.韓国の男性調査から
    世代による男らしさ意識の違い/世代による性差別意識の違い/世代間での意識のねじれと背景
    4.日本社会のジェンダー構造の変化とライフコース
    時代効果・年齢効果・コーホート効果/戦後日本社会のジェンダー平等化/1950年生まれの人生行路/1990年生まれの人生行路/準拠集団としてのコーホート
    5.おわりに


    第2章 イクメンは男らしさに固執する?
    ―家事・育児をめぐるパラドックス―

    1.男性の家事・育児参加を求める声
    「育児をしない男を、父とは呼ばない。」/国際社会における男性の「ケア」強調/日本における男性の家事・育児参加啓発のねらい/家 事・育児をめぐるパラドックス
    2.父親の育児参加は母親の育児負担を軽減しない?
    男女の家事・育児時間と女性の労働力率の変化/乳幼児をもつ夫婦の家事・育児時間の推移/育児支援制度の充実/楽しみとしての子育て・よりよい子育てへの圧力
    3.男性の家事・育児に関する意識と行動のパラドックス
    イクメンは「男らしさ」に固執する?/性差別的な男性ほど家事・育児をする?/2種類の「イクメン」の存在/行動と意識のパラドックスの背景
    4.より意義のある男性の家事・育児参加に向けて


    第3章 男女混合が格差を増大させる?
    ―別学と共学のパラドックス―

    1.分けると差別? 混ぜると平等?
    2.男女別学・共学とは何を意味するのか
    3.別学と共学のパラドックス
    共学下の性別社会化/女性の地位向上のための女子校論
    4.性別特性教育論の新展開
    男の子の特性を意識した子育て論/別学による教育達成促進
    5.再帰的男女共学論
    6.弱者支援のための別学論
    「避難場所」としての男子校/「男らしさ」を利用した立ち直り支援
    7.新しい別学論が投げかけるもの
    8.おわりに


    第4章 性別を考慮した選抜は不当なのか?
    ―メリトクラシーのパラドックス―

    1.公正な選抜とは?
    2.アメリカにおけるアファーマティブ・アクションの歴史
    3.日本におけるポジティブ・アクション
    特徴と法的根拠/具体的手法
    4.アファーマティブ・アクションの考え方
    近代の理念としてのメリトクラシー/二つのロジック/「格差是正」のロジック/「格差是正」ロジックの〈腑に落ちなさ〉/「多様性」のロジック/「多様性」ロジックの〈腑に落ちなさ〉
    5.再帰的近代とメリトクラシーの再帰性
    属性と能力・業績をめぐるパラドックス/メリトクラシーの再帰性/アファーマティブ・アクションにどう向き合うか


    第5章 女らしさ、男らしさから自分らしさへ?
    ―個性のパラドックス―

    1.はじめに
    2.「自分らしさ」強調の歴史的社会的背景
    リベラリズムと個人主義/フェミニズム/メンズリブと性的マイノリティの運動
    3.女らしさ、男らしさと自分らしさの関係
    自分らしさを尊重する男女平等教育のジレンマ/女らしさ、男らしさと自分らしさの関係の文脈依存性
    4.自分らしさ追究のパラドックス
    女らしさ、男らしさへの自由/自分らしさの痛み/自分らしさからの逃走/新自由主義と個人化のもとでの自分らしさ
    5.女らしさ、男らしさから自分らしさのその先へ
    自由と公共の福祉のバランス/再配分と承認のバランス/オルタナティブな拠り所/イクメンの功罪と歴史的意義
    6.おわりに


    第6章 学業で不利なのは女子か男子か?
    ―教育格差のパラドックス―

    1.教育において女性と男性どちらが有利か
    2.国際社会におけるジェンダーと教育格差
    高等教育におけるリバース・ジェンダー・ギャップ/国際的な女子教育政策の展開/中等教育における就学率の男女差/学力の男女差/労働市場における男性優位の反作用/国内の地域差と経済格差の影響
    3.日本におけるジェンダーと教育格差
    高等教育機関進学率とジェンダー/専攻分野と難易度のジェンダー・ギャップ/国際学力調査に見る日本の子どもの学力とジェンダー/全国学力・学習状況調査に見る男女差/女子による理工系回避の背景/女子による難関大学回避の背景
    4.教育における男女格差への向き合い方
    国際社会に求められる対応/日本社会に求められる対応


    第7章 パラドックスのその先へ
    ―ジェンダー現象への複眼的アプローチ―

    1.ジェンダー概念の誕生と社会の変化
    ジェンダー概念のインパクト/ジェンダーをめぐる社会状況の変化
    2.ジェンダー視点の多元化
    性別二分法の視点/インターセクショナリティ/インターセクショナリティの創発性/性の多様性と個別性
    3.ジェンダー秩序の多元化
    ジェンダー秩序の多元性と変動/ジェンダーをめぐる生きづらさの多元性/新旧秩序の板挟み
    4.ジェンダー知の再帰性
    ジェンダー知の弁証法的発展/「一歩先」か「周回遅れ」か/理解段階に応じた教育的働きかけ
    5.ゼロサム思考を超えて
    6.おわりに

    引用・参考文献 
    あとがき 
    索 引
  • 出版社からのコメント

    家族と教育の身近な事例を通してジェンダー問題のパラドックスを読み解き、複雑な現実を理解するための理論的視座を提示する。
  • 内容紹介

    ジェンダーの「常識」を、疑ってみる。
    夫の育児時間が増えているのに、妻の育児時間も増える。
    男女を分けない教育が、かえって男女の違いを強める。
    「自分らしさ」の尊重が、性別役割を固定することもある。
    家族と教育をめぐる身近な事例から、
    ジェンダー問題に潜むパラドックスを丁寧に解きほぐし、
    単純化では捉えきれない複雑な現実を理解するための理論的基盤を提示。
    相反する知見や主張の対立を乗り越える、建設的な議論の方向性を探る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    多賀 太(タガ フトシ)
    1968年 愛媛県生まれ。現在、関西大学文学部教授/博士(教育学)。専攻は、ジェンダー論、家族社会学、教育社会学
  • 著者について

    多賀 太 (タガ フトシ)
    多賀 太(たが ふとし)関西大学文学部・大学院文学研究科(教育文化専修)教授。

パラドックスのジェンダー論―家族と教育の社会学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:多賀 太(著)
発行年月日:2026/10/25
ISBN-10:4762035394
ISBN-13:9784762035395
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:21cm
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