静坐物語 生きる力 [単行本]
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静坐物語 生きる力 [単行本]

小林 参三郎(著・文・その他)


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出版社:春秋社
販売開始日: 2026/10/21
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静坐物語 生きる力 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに 小林信子
    新序 木村 毅


    第一部 生命の神秘――生きる力と医術の合致――
     巻首に 木村 毅
     序 著者 小林参三郎
     『生命の神秘』再現 足利浄円

    [総論]
     人類は増えても何故病人が多いのか/物質文明は自然の法に背く/人は自然の良能をもっている/現代の養生法は迷信なり/金で健康は買えない/慢性病の製造元は現代の医学/幸福を外に求めたのが災いのもと/心の内に餓鬼がいる/人はパンのみでは生きられない/文明病の崇りが腹に現れる/丹田は生命の宮殿/丹田が枯れると内でも外でも/姨捨山に捨てられる/臍の居所で人間一生の幸福が/娘の心殿を築いてやらなかった/自然の良能の力を養え!/慢性病になると知らずしらず脳に病気という黒印を打つ/病的観念で縛られる/本具のドクトルの救いが来た!/日本人は西洋での良いことが嫌い/人間の学校で修業しない名医ドクトルⅤMN/医者の偏った診察/胃癌の痛みでなく、胃の神経痛/胃液の塩酸は/姿勢を正しくせよ/自然に征服されるな/慢性病患者二千人への試み/慢性病は静坐で歓迎/二十年間の神経衰弱/薬も何も駄目/法を聞いても概念だけでは駄目/医は稲荷・人をだます/岡田先生とその静坐法/新しい世界が開けてきた

    [本論]
    第一章 神経衰弱症と静坐
     文明病またはアメリカン病/神経衰弱症に外科手術/一年の嘔吐が三十分の静坐で/フォビアはこうしてこしらえた/胃は脳の命令によって吐く/命令者と執行者―主観と客観/喉頭結核とヒステリーの間違い/たくさんの病気の所有者/病源は煩悶から/あなたの病は電源の故障のようだ/神経衰弱が募るといろいろの病名が/五年間ステッキの持ちづめ/伝染病狂と衛生狂と

    第二章 暗示と暗示感受及び自己暗示 Suggestion and suggestbility. Autosuggestion
     私は思う、故に私は感ずる!/隠れた心に悩まされている病人/人間が字を知るのは憂いのもと/暗示は恐ろしいものだ/下腹の大きな人は肺病でも達者/腕が弱いので心の刃をもって/心身一如の理が顕われる/日本の見舞人は立派な暗示家/たたいておいてなでてやる/気を引き立たせるのが見舞の要/寝ているフォビアを起こす/一度の思いは永劫に心の奥に

    第三章 婦人科病と静坐
     婦人の腹膜には黴菌が入りやすい/姿勢の良否と婦人科病との関係/婦人科病患者独特の顔貌/感情が高ぶってヒステリーに/現代婦人科医の見解が違う/不思議の発見/病は気から/病の苦しみが脳の無意識層へ/病苦輪を打ち切る静坐の力/気分の悪いは婦人科特有でない/手術の見当違い/肉落ち、性枯れて破鏡の憂き目に/人間はただの動物だ/女の性を枯らす悪い姿勢/卵巣の転地から一家のごたごた/人生が嫌になり桂川へ/声からも毒気 体からも毒気/判事の実験/白帯下は心身衰弱の合図/喜びの花は内から開く

    第四章 慢性胃病と静坐
     静坐をやるとすぐ治る慢性胃病/観念付きの胃病はなかなか困難/七年間の胃病が一日にて即効/胃癌のフォビアができた/慢性胃病に悪い食物/慢性胃病には硬い食物がよい/心配のとれる薬を下さい/食物はⅤMNが指図する

    第五章 心臓病と静坐
     心臓は心の腑/心臓弁膜病/VMNドクトルの保護/人は自分の体を壊している/落語家の桂文三/真打ちでなく心打ち/相場師の心臓病/心臓病を自覚しない娘/心配が過ぎて五年間腰が立たない/神経過敏で心臓の動くのを感じる/動けないという思いが無意識層へ/考えないから感じない/娘の死から心臓を病む/悲しみが心臓のはたらきを弱らす/静坐中に嬉し涙/煙草中毒、脈の欠滞が心配/煙草をやめるのでなく自然にやむ/主治医のほかに霊医が体内にいる/人間の力は有限だが欲は無限/鏡山の芝居とお初の忠告/自分で自分を救う

    第六章 思いから身体に起こる病気
     医者も病人もだまされている/世話焼き病/専門家は狭く深く見る/婦人科病の修養/案山子の鳴子/思いから痛む/薬で観念の痛みはとれない/現代思潮の罪/産婦・月経時の婦人の注意/二週間目に奈良見物をする

    第七章 肺結核と静坐
     結核菌におかされやすい人/肺病の人ほど神経過敏の者は無い/私も肺病にかかっているのを知らなかった/肺病人の話が強い力となる/虚言は肺病の毒/敵は本能寺・フォビアにあり

    第八章 近親者の看護は結果が悪い
     病気になると温厚者も気短になる/二人の間に隔てができる/病人は小言をいうのを当然だという/看護があだとなり妻君を離別/毒素の業で気性が変わる/看護は他人に限る/息子の看護に母は毒/慢性病患者の隔離療法/地上では親子の愛に雑り物あり/子の行く末でなく自分の行く末/恩義の鞭は痛い/自殺して親を驚かしてやる/それは茨の道であった/真の幸福とは何ぞや

    第九章 腸の慢性疾患と静坐
     腸ばかりの手当てでは根治しない/下痢と神経衰弱/便秘は病気の報らせ/十年二十年の慢性もその日から/悲哀の情から腸の不治病/断腸の思い/慧遠法師のお話/親が子を悲しむは畜類も人間と同じ/動物の嘆きも己れの腸を破る/悲しみから来た下痢は薬では/合掌の世界を得た/恨みの一念に腸九転す/縁なき衆生は度しがたし

    第十章 喘息と静坐
     喘息のもと/二十歳の婦人の実例/二度目の来訪/人生の上に大切なこと/習慣性の力強さ/人間の神経―婦人には尚更大切/習慣性の道行き/観念病が無意識層に入る

    第十一章 慢性腎臓病及び腎臓下垂症と腎臓の腫瘍
     治癒しにくい慢性腎臓病/腎臓下垂症も治る/世の中は妙なもの―静坐の効きめ/脳味噌を食う食脳鬼/一樹の蔭の雨宿り/同朋舎の主人・足利氏/巨大な腫物が癒える

    第十二章 鼻の蓄膿症と静坐
     姿勢が悪いための蓄膿症/鼻の構成/二十歳の学生の蓄膿症/専門家は局部ばかりを見るな!/大損をしての神経衰弱/静坐で治る蓄膿症

    第十三章 子宮筋腫と静坐
     何故静坐を勧めるか/留学中に聞いた話/手術を怖がる人/感情が体を動かす/婦人に有りがちな一つの例/過去の実例

    第十四章 脱腸に静坐法を
     脱腸の原因とその治療法/脱腸の治療には静坐法がよい

    第十五章 夜尿症と静坐
     夜尿症は一つの習慣/夜尿症は静坐で治る

    第十六章 静坐法と子宮脱
     子宮脱とその原因/自身でうまく詰められない人は

    第十七章 痔瘻と静坐
     痔瘻というのは/根本的の治療法は栄養の回復

    [結論]
     むすび
     人間の心と肉体とを切り離した時代/フォビアが悩ます胃腸の病/心身相関の理は少女でも知っている/心が悩んで体が痛む/悪感情の爆発は身体に及ぼす/英国の一外科医の報告/荒らした腹は本具のドクトルが始末/肝臓から糖の分泌を促す/四千年前の医聖の誡め/黄帝と天師との問答/アメリカでの話―若き開業医/食物は怒っては身にならない/入院患者の母子げんか/脊髄病で癇の強い人/たしなみも当てにならない/クライル研究室の業績/自分の心が自分のいうことを聞かない/死ぬのが恐ろしいのだ/腹の立つ人は腹を立てながら

    [静坐法]
    一 静坐の要領
    二 静坐中の注意
    三 病人のやり方その他
    四 静坐の禁忌症(指導者なき場合に)
    五 呼吸は静坐の生命
     息は“いきる”ということ/呼吸は静坐の生命です/一万ドルと命のつりかえ/親父から聞いた一つ話/喜びと悲しみとの激変で糖尿病/待つこと久し―一人息子の帰国/再び静坐中の注意/出す息と吸う息/静坐についてもう一つの注意/理想的な静坐の姿勢/八十歳の老婆が静坐のモデル/病神が好む姿勢/雑念には相手にならぬがよい/岡田先生の伝えられた静坐法/朝から寝るまで腹の力を抜くな/伝染病には滅多に負けない/天保年間の静坐の主唱者/仁義の人には伝染病もうつらない/身から出た錆/その心を虚にしてその腹を実にす/身体の曲がっている者は役に立たない
    六 自然の良能を速進させる特効薬とその他の養生法
     人間の生活機能三つの最大条件/腸管は白質層の支配/上根の人と下根の人/姿勢と安眠との関係/のん気な国にもあわて者/不眠症を治すその薬/二週間以上の服用を厳禁/鼻の蓄膿症の手術及び不眠症/蓄膿症の手術後の静坐/壺坂観音の奥で三十年の不眠症/さて診察の結果は/忘れた頃にお礼の手紙/養生法と注意していただきたいこと/静坐の先覚者―岡田先生を憶う


    第二部 自然の名医――医術に応用された静坐――
     序 著者 小林参三郎
     我々は果たして健康者か/病患とその不健全性の原因/本書を公開する気持ち
    『自然の名医』の再刊 金子大栄

    [本論]
    第一章 思いの食
     一念の思いが身体に及ぼす障害/ある観相家の思い出話/感に打たれた観相家/女になり切っていた名優田之助/コンプレックスというのは/コンプレックスを製造する形式/意識と無意識との説明/深いコンプレックスと難治の胃病/原因をさぐると/自己防衛の本能/軽いコンプレックスの実例二つ/私もご多分にもれなかった/どうして難治症から救われたか/

    第二章 小児の記憶と壮年の神経病
     何でも願い事が叶う真言の秘密/御門跡さんのお話/三密加持で子供を病身にする親/身・口・意の三密三業のしわざ/身体は庭で意志は園丁/小児の記憶は脳に刻まれている/うわ言で古典語を話すドイツの娘/シェル・ショック・ケース/時代が産んだ神経衰弱/鶏になった三庄太夫の娘の伝説/神経病に応用された荒療治/昔の治療法は頭から水

    第三章 慢性病にかかる道程
     大雅堂の吉野行とコンプレックス/独語しながらの上機嫌/何とはなしに引きずられる/顔付きや身成りにはよらない/すべてのことは脳のフィルムに/五分間の瞑目でフィルムが活躍

    第四章 神経衰弱の原因と小児時代の出来事
     まことに父母の責任こそ重大/精神分析術の創始者フロイト/恐ろしきかな小児時代の記憶/母の気憂が胎児に及ぼした事実/頼みの要件とは指の手術/静坐はいかに胎児に影響するか/静坐で人工流産を免れた婦人/小児の心理を解し真の愛で養育/法王のままにならないようになる/これが一生の不幸の基となる/驚くべし病気の暗示を与える親/屈強の兵士が暗示で倒れる/暗示を利用した宮本武蔵/幼年時の記憶はこうも災いする/診察してみた結果は/自己の霊智霊能で救われる

    第五章 安全欲と神経衰弱
     安全欲と神経衰弱/安全欲の変態した話/意識と無意識との戦い/松本順先生の思い出・その一/医師も愛想をつかす神経衰弱症/こうしてフォビアを造り悩み出す/神経衰弱症の人のタイプ/数多のフォビアを持つ人との対話

    第六章 諧謔と健康
     よき諧謔は人を肥やす/胃自身からの胃病は至極少ない/ヒポコンドリアについて/松本順先生の思い出・その二/長いそろばんの思い出

    第七章 意志の力と健康
     シェル・ショックはどうしたか/心身相関の理を知れ/瞬時も消毒剤を離せない人/恐怖で床屋へ行けない人/弟の手術を見て同化症を起こす/父の胃病が子供に感染した話/悪習慣の打破と主観的覚醒/病的観念の退除に成功した人/松本順先生の思い出・その三/帝王切開術の思い出話いろいろ/若先生甚太郎時代/荒療治に耐え得た力について

    第八章 神経衰弱症と肺尖カタル
     底知れない悩みに苦しむ人/コンプレックスと悟った仏教学者/人体から発する光について/愛の天使の看護/全然見当違いの養生法/子貢、孔子にまつりごとを問う/胃液分泌の実験について/肺尖・胃腸・子宮病を持った婦人/不眠を恐れる症について

    第九章 薬の乱用
     現代人は薬に対して絶対に信用/松本順先生の思い出・その四/薬を欲しがらない人と欲しがる人/風刺―すべての薬を海へ捨てよ/最善の薬用療法から神経衰弱

    第十章 愛の不満に根ざす家庭病
     病児はかく悩んで不幸の生涯へ/各自が持つ心の物尺/空想が生んだ笑い話/病気にかかる履歴をもつ空想家/小児時代の嫉妬心/幼時に刻まれた嫉妬に悩む婦人/結城秀康の場合/愛の不満から強度の神経衰弱/万遍ない愛の分配の実例三つ/恐しきかな愛の闘争/不平の日暮らしから感謝生活へ

    第十一章 識 食 ―魂の糧―
     人もし全世界を得るとも……/学の字をはき違えた青年医師/現実と調和する能力を欠くと/しっかりと生きている広告配り/牛が水を飲んだ時のようになれ/栂尾の明恵上人天狗の話を聞く/慢心に引かれて中国遠征の旅へ―第一話/慢心に引かれて中国遠征の旅へ―第二話/慢心に引かれて中国遠征の旅へ―第三話/肺尖と強度神経衰弱に悩む青年/魂は大丈夫か 真に生きているか/近親愛と神経衰弱について/宿業の呪いについて①/宿業の呪いについて②/愛の欲求に苦しめられる人/見解を誤られた性欲/本能の前にたじろく聖僧の創作

    第十二章 病気と信仰について
     特に功利的でない信仰について/笑って鮨を食べている/永観堂の近藤亮厳和上との会話/たのむ一念/病はまさにその本を癒やすべし/真の生命にふれ甦った危篤の青年/「安心」ということの意義について/医学で見離された者が助かった/真に生きて往くことが大切だ

    第十三章 心と身体の神秘について
     信仰の樹立に輝く女性の姿/生活の要素/毒蛇が汝のうちに眠っている/信仰はいかなる境遇をも善化す/嫉妬や腹立ちは身の内に毒を作る/一念の怨みから出る毒気/真の幸福者と合掌の世界

    [結論]
     むすび
     むすびにあたって/姿勢の悪い人はどうか?/ドクトル・ハリス氏の思い出/眼に見えざる自然の良能/恩師岡田先生のお言葉


    付録 柿の実――小林参三郎の追想と小伝――
    はしがき 小林信子
    小林先生を憶う
    小林院長を憶うて 清瀧智龍/小林先生の死 足利浄円/小林さんと私 金子大栄/二つの逸話 山口 栞/体験の人 山辺習学/温情の人 成瀬無極/無理をしてはいけませんよ 梅原真隆/小林先生の追憶 神田豊穂/写真の前に坐して 蜂屋賢喜代
    小林参三郎氏小伝 木村 毅
     氏の出生と少年時代及び出郷/松本塾・開業医試験/米国遊学とクーパー大学の三年/第二の故郷・ハワイ/西欧へ研鑽漫遊の旅/風土病と第一の転機/広東及び香港と第二の転機/郷里における慈善施療/済世病院の計画/三度ハワイへ・結婚・帰朝・済世病院/岡田先生及びシドニー・ウェッブ氏/著述と晩年の日常/その臨終/その葬儀

    【昭和版】『生きる力』巻尾
  • 出版社からのコメント

    岡田虎二郎が創始した静坐法について済世病院院長の小林参三郎が著した『生命の神秘』と『自然の名医』等を再録した名著待望の復刊。
  • 内容紹介

    岡田虎二郎(1872-1920)が創始し大正年間に流行した、呼吸法と正しい姿勢を組み合わせて心身の安定をはかる静坐法。その影響を受け京都・済世病院院長の小林参三郎が著した『生命の神秘』と『自然の名医』、「柿の実」を再録した名著待望の復刊。
  • 著者について

    小林 参三郎 (コバヤシ サンザブロウ)
    1863年、兵庫県生まれ。初代軍医総監松本順のもとで医学を学んだ後、渡米しクーパー大学で外科を専攻し、博士号を取得。はじめハワイで開業し、後に中国に渡り広東、香港で開業。二度の大病を経験し、次第に仏教・宗教への関心を強める。1912年ごろ、岡田式静坐法に出会い感化を受け、後に自ら指導にあたる。1926年、逝去。

静坐物語 生きる力 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:小林 参三郎(著・文・その他)
発行年月日:2026/10/21
ISBN-13:9784393714225
判型:46判
対象:一般
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:608ページ
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