貧困が生む病い-「物語の疫学」が医療を変える [単行本]
    • 貧困が生む病い-「物語の疫学」が医療を変える [単行本]

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貧困が生む病い-「物語の疫学」が医療を変える [単行本]



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出版社:みすず書房
販売開始日: 2026/11/12
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貧困が生む病い-「物語の疫学」が医療を変える [単行本] の 商品概要

  • 目次

    プロローグ

    第I部 物語が存在しないとき
    第1章 魔法のバス
    第2章 医学部の落第生
    第3章 光に導かれる者たち
    第4章 血液培養と血族の文化
    第5章 人間と鳥
    第6章 パタゴニア牧歌
    第7章 ドン・キホーテ的な質の追求
    第8章 兄弟

    第II部 物語こそが人を癒やす
    第9章 障害者のブルース
    第10章 医療面接というコミュニケーション――最もありふれた医療処置を改善する
    第11章 社会的に弱い立場にいる患者の診断
    第12章 公衆衛生上の脅威としての人種差別――「ようやくその時が来た」
    第13章 隠し切れない心
    第14章 湾の機嫌
    第15章 旗と彫像
    第16章 フリークエント・フライヤー
    第17章 煙と鏡

    第III部 きっかけとしての物語
    第18章 石炭の上を歩く――メラニーの物語
    第19章 メラニー、州議会議事堂へ行く
    第20章 メラニー、法廷へ行く
    第21章 メラニー、市庁舎へ行く
    第22章 メラニー、舞台に立つ

    エピローグ 父に捧げる歌――医療の暗黒面への旅、そして帰還

    謝辞
    解説 語りを聴くこと、社会を診ること(西岡大輔)
    クレジット
  • 出版社からのコメント

    貧困、差別、孤立。社会からの疎外はいかに健康を害するのか? 米国の公立病院で内科部長を務めた著者が貧困と医療の交差点を描く。
  • 内容紹介

    ずっと薬を飲むのを怠っていた高血圧の患者は、実は錠剤を飲みこむことができなかった。心不全で入退院を繰り返していた患者は、息子に処方薬を盗まれていた。インスリン注射を正しく使用していないように見えた糖尿病の患者は、夫からのDVでインスリン注射を大量投与されていた――。
    著者が勤務する米国最大級の公立病院・サンフランシスコ総合病院には、社会から疎外され、貧困に苦しむ者が数多く訪れる。彼らの中には、貧困家庭で育ち、ずっと不健康な食べ物しか選択肢のない環境で暮らしつづけ、職にすらつけない者もいる。著者は診察室でのエピソードを通して、社会から疎外された者たちの診療では、彼らの声に深く耳を傾け、病院を訪れるに至った社会的、政治的、人種的背景を知ることが重要であると説く。
    さらに、カリフォルニア州の糖尿病予防管理プログラムの責任者となった著者は、こうした患者たちの実体験を集めた「物語の疫学」を用いて、糖尿病の流行に立ち向かっていく。患者個人の物語の先には、社会的な疎外が健康に及ぼす悪影響を伝える、もっと大きな物語が存在するのだ。
    公立病院で膨大な数の社会的弱者の患者を診てきたヘルス・コミュニケーション研究の第一人者が、米国社会に蔓延する貧困・差別・分断と医療の交差点を克明に描く。
  • 著者について

    ディーン=デイヴィッド・シリンガー (ディーンデイヴィッド シリンガー)
    (Dean-David Schillinger)
    UCSFヘルス・コミュニケーション・リサーチ・プログラムディレクター。医学博士。プライマリ・ケア医、公衆衛生学者。サンフランシスコ総合病院一般内科部長、カリフォルニア州公衆衛生局糖尿病予防・管理プログラム主任を歴任。2006年、研究・教育・政策・実践を通じて健康の社会的、環境的、商業的決定要因に取り組む基幹的な研究センターであるUCSF社会的弱者センターを共同設立。ヘルス・コミュニケーションの専門家として国際的に知られ、社会から疎外された人々の健康増進に関連する業績で広く知られている。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

    桐谷知未 (キリヤ トモミ)
    (きりや・ともみ)
    翻訳家。東京都出身。南イリノイ大学ジャーナリズム学科卒業。訳書にボール『人工培養された脳は「誰」なのか』(原書房 2020)ブライソン『人体大全』(新潮社 2021)ギビンズ『沈没船は知っている』(河出書房新社 2025)マークス『科学から見た人間の〈多様性〉とは何か』(作品社 2026)ニクソン『パンデミックから何を学ぶか』(2022)ポズネット『不自然な自然の恵み』(2023)ナーヴィ『コード・グレー』(以上みすず書房 2024)ほか多数。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

    西岡大輔 (ニシオカ ダイスケ)
    (にしおか・だいすけ)
    神戸大学大学院医学系研究科社会健康公正学部門准教授。南丹市国民健康保険美山林健センター診療所所長(非常勤)。医師、社会福祉士、医師少数区域経験認定医師。2012年神戸大学医学部卒業後、日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医を取得。2021年に東京大学大学院医学系研究科を修了し、博士(医学)を取得。大阪医科薬科大学助教、同講師、京都大学大学院医学研究科特定准教授を経て2026年1月より現職。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

貧困が生む病い-「物語の疫学」が医療を変える [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ディーン=デイヴィッド・シリンガー(原著)/桐谷知未(翻訳)/西岡大輔(監修)
発行年月日:2026/11/17
ISBN-13:9784622098881
判型:46判
発売社名:みすず書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:464ページ
重量:560g
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