酒は饒舌な歴史家 [単行本]
    • 酒は饒舌な歴史家 [単行本]

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酒は饒舌な歴史家 [単行本]

鹿島 茂(著・文・その他)


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出版社:草思社
販売開始日: 2026/11/10
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酒は饒舌な歴史家 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    まえがき
    ワイン地図
    ワイン用語集

    Ⅰ ワインは歴史を語る

    1 衣食足りて、酒の差異を知る
    2 テーブル・ワインの本質
    3 ワインとクマの縫いぐるみの恩人、サン・マルタン
    4 ワインの守護聖人、サン・ヴァンサンの伝説
    5 アンフォーラ(壺)の発掘が語るワイン前線
    6 キリスト教の聖餐(せいさん)式とワイン
    7 樽の発明と、樽職人のうまい商売
    8 ワインを変えた「瓶・コルク栓・コルク抜き」
    9 ボルドー・ワインはイギリス人の酒だった
    10 暗愚な英国王のボルドー・ワイン贔屓
    11 英仏百年戦争の英雄ゆかりのワインブランド
    12 ヴェルサイユに「ボルドー」を広めた公爵
    13 フランス政治史とワインの関係
    14 政治と酒におけるブルゴーニュVSアルマニャック
    15 ボルドーとブルゴーニュの「ワイン畑」がたどった運命
    16 シトー会修道院とブドウ畑
    17 シトー会系女子修道院とブルゴーニュ・ワイン
    18 ワイン樽の中での溺死を選んだクレランス公
    19 アヴィニョンに捕囚された教皇が愛したワイン
    20 「二十リューの勅令」とワインの発展
    21 “シャンパンの父”ドン・ペリニョンの謎
    22 「王のワイン」の座をかけた、シャンパーニュとブルゴーニュの戦い
    23 スパイス入りホット・ワイン〈ヴァン・ショー〉
    24 仏墺外交に一役買ったトカイ・ワイン
    25 七年戦争とフランスのワインの関係
    26 ポンパドゥール夫人とコンティ公のブドウ畑争奪戦
    27 モエ・エ・シャンドンとナポレオン
    28 シャンパン界の女傑・クリコ未亡人
    29 ナポレオン一族とボルドー・ワインの格付け
    30 メドック二級格付け「レオヴィル・ラス・カーズ」の謎解き
    31 ナポレオンが好んだ“ワインの王様”ジュヴレ=シャンベルタン
    32 ナポレオン三世が好んだ“テーブル・ワイン”
    33 フランス第二帝政期のボルドー高級シャトー争奪戦
    34 パリで美食を追求したオペラの巨匠ロッシーニ

    Ⅱ ビール・リキュール・ウィスキー・ブランデーもまた歴史を語る

    35 フランスは実は「ビール大国」
    36 フランス人の愛飲ビール『1664』は、何と読む?
    37 エールの守護聖女!? 中世ドイツのヒルデガルト
    38 ルイ十六世由来の「バーボン」
    39 飲料の形容詞「インペリアル(アンペリアル)」の謎
    40 ナポレオンの大陸封鎖令とスコッチ・ウィスキーの躍進
    41 食前酒には『デュボネ・ルージュ』
    42 チェコの薬草リキュール「ベヘロフカ」
    43 南仏の夕方の青空と〈モナコ〉というお酒

    Ⅲ 酒で読むフランス文学

    44 モラリスト文学の祖・モンテーニュが相続したワイン畑
    45 やり手ワイン業者でもあったモンテスキュー
    46 バルザック作品に見るワインと料理の「マリアージュ」
    47 バルザック《人間喜劇》の中のシャトー・ラフィット
    48 十九世紀フランス人の飲酒量
    49 バルザックの「家飲みワイン」
    50 “ウズラの手羽肉×シャンパン”というマリアージュ
    51 シャブリの意外なマリアージュ
    52 燻製ニシンのお相手にはミュスカデ
    53 フランス人のカーヴ愛
    54 アンリ四世の時代のシュレーヌ・ワインの評価
    55 ヒポクラテスが奨励!? ワインの「海水割り」
    56 「うましワインあるところによきラテン語あり」
    57 アレクサンドル・デュマの「ジョワニー・ワイン」
    58 ボードレールが謳う「ワインの本質」
    59 フランス風ホットワインとラバの恨み
    60 ゴーシェ神父の薬草リキュール
    61 美食学界のスキャンダル、モンスレ事件
    62 「パンチ酒」とはどんな酒か?
    63 リキュールの楽しみと魅惑のキュラソー
    64 「至善至高の神」へのリキュール
    65 プルーストの「アスティ・スプマンテ」
    66 プルーストと、『赤い百合』のトカイ酒
    67 『失われた時を求めて』に描かれた銘酒レオヴィル
    68 “めったにないごちそう”シャトー・ディケム×ズアオホオジロ
    69 ポール・ヴァレリーの名詩「失われたワイン」
    70 作家シドニー=カブリエル・コレットのワイン
    71 「フィーヌ・シャンパーニュ」とは何か
    72 詩人プレヴェールのラム入りコーヒー
    73 シュルレアリストも飲んだ「ヴァン・グリ」
    74 マンダリン・キュラソーの歴史
    75 アプリコット・カクテルと現象学
    76 ノーベル賞作家にしてブドウ栽培家クロード・シモン

    Ⅳ 酒で読む世界文学

    77 シェイクスピアはなぜ「バーガンディーの牛乳」と書いたか
    78  ボジョレー・ロゼの意外なマリアージュ
    79 ヘミングウェイの深紅のカクテル「ジャック・ローズ」
    80 「パリのアメリカ人」の飲みっぷり
    81 アニス系リキュール「ペルノー」とヘンリー・ミラー
    82 『凱旋門』で名声を得た酒、カルヴァドス
    83 ロシア文学から見える世界の飲酒事情
    84 ロシア宴会の主役になったウォトカ
    85 「過ぎたるは猶(なお)及ばざるがごとし」
    86 酒礼讚の詩『ルバイヤート』

    あとがき
  • 内容紹介

    ナポレオンの水割りワイン。
    捕囚された教皇のシャトー。
    プルーストのビール。

    一杯の酒が
    王朝も、宗教も、文学も、
    語りはじめる。

    キリスト教の聖餐式とワイン/樽の発明と、樽職人のうまい商売
    暗愚な英国王のボルドー・ワイン贔屓/シトー会修道院とブドウ畑
    「二十リューの勅令」とワインの発展/モエ・エ・シャンドンとナポレオン 
    フランスは実は「ビール大国」/ルイ十六世由来の「バーボン」
    フランス人のカーヴ愛/ヒポクラテスが奨励!? ワインの「海水割り」 
    プルーストと、『赤い百合』のトカイ酒/アプリコット・カクテルと現象学……etc.
  • 著者について

    鹿島 茂 (カシマ シゲル)
    鹿島 茂(かしま・しげる)
    1949年、神奈川県横浜市生まれ。フランス文学者、評論家、作家。東京大学文学部仏文学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。明治大学名誉教授。当初はフランス文学の研究翻訳を行っていたが、1990年代に入り活発な執筆活動を開始。1991年に『馬車が買いたい!』(白水社)でサントリー学芸賞、1996年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、2000年『職業別パリ風俗』(白水社)で読売文学賞を受賞。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。2017年、書評アーカイブサイトALL REVIEWS(https://allreviews.jp)を開始。2000年からは神田神保町に共同書店PASSAGEを開店。近刊に『古本屋の誕生 東京古書店史』(草思社)、『『共同幻想論』に挑む』(筑摩書房)など。

酒は饒舌な歴史家 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:鹿島 茂(著・文・その他)
発行年月日:2026/11/10
ISBN-13:9784794228635
判型:46判
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:288ページ
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