言葉の変容と政治-情緒化の深層を読み解く [全集叢書]
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出版社:信山社
販売開始日: 2026/11/05
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言葉の変容と政治-情緒化の深層を読み解く [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    『言葉の変容と政治 ― 情緒化の深層を読み解く』

     白井誠(元衆議院事務局議事部長)著

    【目 次】

    🔷はじめに

    🔶第1章 概 説

    1  ポピュリズム現象の普遍化
    2  「言葉」とは,「情動」とは,そして「言葉の奔流」とは
    ⑴ 〈言葉〉とは
    ⑵ 〈情動〉とは
    ⑶ 〈言葉の奔流〉とは
    3  分断の補助線
    ⑴ 代表選挙と政党
    ⑵ メディアの揺らぎ
    ⑶ うつろう熱狂?
    4  情緒化する日本政治の系譜
    ⑴ 情緒化の起点
    ⑵ ネット空間の興隆と政治の情緒化の連関
    ⑶ 政局のドラマと〈言葉の奔流〉の連関
    5  民意の反転 ―〈言葉の奔流〉
    6  対話を止めるな!

    🔶第2章 少数与党とその先 ― 日本政治 of 構造連続の中で

    1  少数与党国会の現実
    ・216 回(臨時)国会
    ・217 回国会
    2  少数与党の状況を踏まえた国会改革構想
    ⒜ 国会改革に関する中間提言
    ⒝ 衆議院における国会改革の申合せ
    3  参議院通常選挙の後 ― 国会運営の固定観念
    ・219 回(臨時)国会
    4  高市政治への収斂
    ⑴ 政局の物語のエコーチェンバーのなかで
    ⑵ 総予算審査とその後
    ⑶ 強い政治への傾斜
    ★コラム 情緒的な言葉:「立法府の総意」・「静ひつな環境」
    ⅰ.「立法府の総意」 ― 情緒的な言葉による立法プロセス
    ⅱ.「静ひつな環境」の政治意思
    ⅲ.「立法府の総意」の幻影
    ⅳ.小 括

    🔶第3章 国会の言葉づかい

    1  静かな変化,確かな変化
    2  情緒的な定型表現の抽出と作成した資料
    ⑴ 定型表現の抽出とその背景
    ⑵ 作成した資料
    ⑶ 抽出した言葉の率直な評価
    3  情緒的な言葉の浸透とその効果
    4  国会審議活性化の不活化 ― テンプレート化への契機
    ⑴ 答弁:テンプレート化への契機
    ★コラム 衆議院予算委員会 午前 3 時の働き方(219 回国会)
    ⅰ.質問通告の遅れ
    ⅱ.国会の都市伝説? ―「前々日の正午まで」
    ⅲ.批判の対象は
    ⅳ.午前 3 時の働き方
    ⅴ.根底にあるものは
    ⑵ 質疑:テンプレート化への契機
    ⑶ 政治的な思惑による契機
    ⑷ 技術上の契機
    5  小 括

    🔶第4章 言葉の奔流 ― 分断の補助線として

    1  言葉の奔流と選挙 ― 民意の反転
    2  選挙をめぐる熱狂の循環
    3  言葉の奔流が創るパラレルワールド
    ⑴ 分断の補助線
    ⑵ マスメディアとネット世論の間合い
    ⑶ 言葉の奔流と政党の間合い
    ⑷ 徹底して「個人化された選挙」へ
    4  視点を変えて ― 首相指名選挙の決選投票
    ⑴ 2024 年,衆議院の首相指名・決選投票
    ⑵ 2025 年,参議院の首相指名・決選投票
    ・表 1 首相指名選挙(衆議院)・決選投票の無効例
    ・表 2 首相指名選挙(参議院)・決選投票の無効例
    • 付録 高市現象はどのように分析されてきたか

    🔶第5章 言葉の奔流に向き合う

    1  「共同主観的現実」の揺らぎ
    2  言葉の非対称と代表制民主主義
    3  対話を止めるな!
    ⑴ 対話の困難性に向き合う
    ⑵ 議員間の対話の再生
    ⑶ 対話の構想のヴァージョン・アップ
    ①一般質疑の再生
    ②国家基本政策委員会の実体化
    ③請願の審査方法の見直し
    4  言葉の再生に向けて

    🔷巻末資料🔷「国会の言葉づかい」(第3章)関連

    • 表 1 情緒的な五つの定型表現の出現回数
    • 表 2 衆参両院:発言者身分ごとの出現回数(常会・常会的な特別会)
    ①【前に進める/前に進めて】
    ②【重く受け止める/重く受け止めて】
    ③【丁寧に説明する/丁寧に説明して】
    • 表 3 言葉ごとの各大臣の発言回数(221 回(特別)国会,217回国会)
    • 表 4 衆議院予算委員会の総予算案審査:質疑者数(審査ステージごと)

    🔷おわりに
  • 出版社からのコメント

    いま、言葉と政治の根源的関わりを改めて注視・検証し、加速的に流動化する政治の源流を探る。国会審議・質疑応答に注目!
  • 内容紹介

    🔶国会で急増する情緒的で曖昧な言葉を分析し、政治の構造変化と民主主義の揺らぎを解く―元衆議院事務局議事部長による、今までなかった視角からの貴重な書🔶
    日本の国会審議における「前に進める」などの曖昧で情緒的な言葉の急増に着目し、政治の情緒化を読み解く書。2000年代以降、ネット空間の拡大や政治主導の確立を背景に、本質を隠し思考停止を誘う常套句が浸透したが、著者は、これが徹底的な党派分断と対政府質疑一辺倒の硬直した政治構造を埋める働きをしていると分析。SNS時代の「個人化された選挙」がもたらす民主主義の揺らぎと、対話再生の必要性を訴える。第一人者による全市民必読の書!
  • 著者について

    白井 誠 (シライ マコト)
    1951年生まれ
    元衆議院事務局議事部長

    〈著書・主要論文〉
    『国会法』(信山社,2013年)
    『政党政治の法構造―明治・大正期憲法改革の地下水流』(信山社,2017年)
    『政党政治を考える―「議会の制度化」と質疑応答』(信山社,2019年)
    『危機の時代と国会―前例主義の呪縛を問う』(信山社新書,2021年)
    『国会実務と憲法―日本政治の岩盤を診る』(共編著,日本評論社,2024年)
    「憲法政治の循環性をめぐって」曽我部真裕・赤坂幸一編『憲法改革の理念と展望(大石眞先生還暦記念)上巻』(信山社,2012年)所収
    「特集 国会実務と憲法 総括コメント2」(『法律時報』2023.5月号)

言葉の変容と政治-情緒化の深層を読み解く [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:白井誠(著)
発行年月日:2026/11
ISBN-10:4797282207
ISBN-13:9784797282207
判型:A5
発売社名:信山社出版
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:168ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:269g
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