共異体の環境社会学-〈かかわり〉の実践から人と自然の関係を結び直す [単行本]
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共異体の環境社会学-〈かかわり〉の実践から人と自然の関係を結び直す [単行本]

井上 真(著・文・その他)


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出版社:新泉社
販売開始日: 2026/12/04
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共異体の環境社会学-〈かかわり〉の実践から人と自然の関係を結び直す の 商品概要

  • 目次

    序章 ローカルな〈かかわり〉が拓く世界
    ・個人的経験
    ・ローカルな〈かかわり〉
    ・本書の概要
    ・「共異体」の概念
    ・「人間科学」のアプローチ

    第1章 超自然的存在とのかかわり--民間信仰としての仏教と神道
    ・個人的経験--(1) 精霊迎え
    ・個人的経験--(2) 氏神様の祭礼
    ・盆の行事は仏教か?
    ・氏神様への信仰は神道か?
    ・小さな地域の民間信仰

    第2章 先住民とのかかわり--先住民族等の権利
    ・個人的経験--先住民との接し方
    ・ILO第一六九号条約
    ・用語の定義--「先住民族」と「先住民」
    ・「先住民族の権利に関する国連宣言」
    ・先住民族の定義
    ・コモンズ論の展開
    ・近代的土地所有権と社会的土地所有権
    ・所有権概念の発生および時効制度
    ・土地所有権の社会的制約
    ・先住民族の権利保障のその先

    第3章 自然とのかかわり--在来・地域知の意義
    ・個人的経験--生活知と科学知
    ・環境問題への視座
    ・在来・地域知の定義
    ・在来・地域知と科学知の関係--先行研究での議論
    ・持続的利用の三類型
    ・「戦略的シンプリフィケーション」の有効性
    ・政策実践の試み
    ・多面性の「切り取り」への批判
    ・在来・地域知の全体性、統合性
    ・有効な選択肢--当事者と「良心的な外部者」の協働
    ・文化コモンズ
    ・文化人類学者からの応答

    第4章 〈自然-人間〉関係の再考
    ・はじめに
    ・環境倫理学
    ・環境社会学
    ・アクターネットワーク理論
    ・存在論的転回の概要
    ・関係的世界の再確認
    ・日本の環境社会学の展開

    第5章 関係的世界の実体
    ・〈自然-人間〉関係の変遷
    ・共異体メンバーの権利
    ・関係的世界における自然
    ・関係的世界における個人主義
    ・関係的世界で生きる
    ・法学分野での議論--「人/物」二元論の見直し
    ・動物との関係--動物倫理と動物福祉
    ・暫定的な落としどころ--妥当な基準の設定と合意形成

    終章 〈かかわり志向〉の人間観
    ・行動規範としての〈かかわり志向〉
    ・主体としての「官・共・個」
    ・公共圏・中間圏・親密圏と共同性
    ・共同性と主体性の調整による〈かかわり〉
    ・中立性の落とし穴
    ・「つくられる」前の経験
    ・〈かかわり志向〉の人間観


    註
    あとがき
    引用文献
  • 内容紹介

    《ローカルな〈かかわり〉が紡ぎ出す世界》

    異文化の人びと、属性の異なる人びと、動植物などの自然、さらに在来の生活知や地域知、民間信仰までを含めた、異種同士の〈かかわり〉の結び直しが拓く関係的世界へ。

    異なるもの同士が異なったままで共存し、ローカルな場で育んできた価値を再考するなかから、地球規模で深刻化する課題を乗り越えた将来の世界像を示す。

    「私たちは異種物の混じり合い(共異体)の中で存在している。混じり合いの関係がなければ今の私は存在しない。
     地球環境の破滅による人類の滅亡を避けるためには、問題の根底にある二項対立的な〈自然-人間〉関係の再検討が欠かせないことは間違いないであろう。本書では具体的な環境保全策などを提示するわけではないが、より有効な対策の検討と実施の際の拠り所となるような議論が提供できるのではないかと考えている。
     民主的なプロセスで「共異体」を組み替え、より良い制度設計をすることが、私たちがやるべき最後のチャンスである。--著者」

    図書館選書
    異文化の人びと、属性の異なる人びと、動植物などの自然、さらに在来の生活知や地域知、民間信仰までを含めた異種同士の〈かかわり〉の結び直しが拓く関係的世界へ。地球規模で深刻化する課題を乗り越えた将来の世界像を示す。
  • 著者について

    井上 真 (イノウエ マコト)
    早稲田大学人間科学学術院教授、東京大学名誉教授。
    1960年山梨県生まれ。東京大学農学部卒。農学博士。
    国立林業試験場(現・森林総合研究所)、インドネシア共和国教育文化省熱帯降雨林研究センター(JICA長期派遣専門家)、東京大学大学院農学生命科学研究科を経て2017年より現職。
    環境社会学会会長、環境経済・政策学会副会長、現代文化人類学会副会長、熱帯生態学会評議員などを歴任。日本環境会議(JEC)代表理事。
    主な仕事に、『コモンズの思想を求めて--カリマンタンの森で考える』(岩波書店、2004年)、『アポ・カヤンから東京へ--日本人と出会ったケニァ・ダヤック人の冒険』(ンダン・イマンと共著、春風社、2024年)、『暮らしのなかで熱帯を感じる』(原田一宏と共編著、新曜社、2026年)。

共異体の環境社会学-〈かかわり〉の実践から人と自然の関係を結び直す の商品スペック

商品仕様
出版社名:新泉社
著者名:井上 真(著・文・その他)
発行年月日:2026/12/04
ISBN-13:9784787726056
判型:46判
発売社名:新泉社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:176ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:235g
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