予定調和の哲学-G. W. ライプニッツによる世界像の構築と彫琢 [単行本]
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予定調和の哲学-G. W. ライプニッツによる世界像の構築と彫琢 [単行本]

寺嶋 雅彦(著・文・その他)


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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2027/01/19
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予定調和の哲学-G. W. ライプニッツによる世界像の構築と彫琢 の 商品概要

  • 目次

    凡   例
    序   文
     第1節 問 題 設 定
      (1)研究背景
      (2)先行研究の批判的検討──包括的再構成の欠如──
     第2節 本書の枠組みの設定 
      (1)歴史的再構成と体系的再構成に共通する事柄
      (2)ライプニッツが提示する枠組み──歴史的再構成──
      (3)先行研究の批判的検討──歴史的再構成──
      (4)ライプニッツが提示する枠組み──体系的再構成──
      (5)先行研究の批判的検討──体系的再構成──
     第3節 本書で扱うテクストと方法,および,問いと主張  
      (1)史料と方法
      (2)歴史的再構成の問いと主張
      (3)体系的再構成の問いと主張
      (4)「予定調和」の俯瞰的考察
     序文のまとめと本書の構成  

       第Ⅰ部 「予定調和」をめぐる文芸共和国の知的交流

    第1章 『形而上学叙説』とアルノーへの応答
         ──個体的実体の表出,痛みの感覚,認識,運動──
     第1節 実体間の一致および魂と身体の結合の説明  
         ──『形而上学叙説』§14~§15,§33を中心に──
      (1)『形而上学叙説』§ 8 ~§ 9 ,§26,§13──実体の本性──
      (2)『形而上学叙説』§14~§15──実体間の関係──
      (3)『形而上学叙説』§33──魂と身体の結合──
     第2節 アルノーとの往復書簡の概要 
     第3節 魂と身体の境界面  
         ──1686年7 月4 日から1686年11月28日の往復書簡──
      (1)1686年7 月4 日(/14日)付ライプニッツからアルノーへの書簡
      (2)1686年9 月28日付アルノーからライプニッツへの書簡
      (3)1686年11月28日付ライプニッツからアルノーへの書簡
     第4節 「判明な表出」の意味,「機会原因論」との差異  
           ──1687年3 月4 日から1687年4 月30日の往復書簡──
      (1)1687年3 月4 日付アルノーからライプニッツへの書簡
      (2)1687年4 月30日付ライプニッツからアルノーへの書簡
     第5節 「表出」,運動の「自発性」  
          ──1687年8 月28日から1687年10月9 日の往復書簡──
      (1)1687年8 月28日付アルノーからライプニッツへの書簡
      (2)1687年10月9 日付ライプニッツからアルノーへの書簡
     第1章のまとめ  

    第2章 『新たな説』
         ──対抗仮説の提示,見解の内容,利点と評価──
     第1節 『新たな説』の対象,全体像,位置付け  
          ──『新たな説』§ 1 ──
     第2節 実体間の関係および魂と身体の結合に関する見解の内容 
          ──『新たな説』§12~§14──
      (1)『新たな説』§12──問いと先行する見解の提示──
      (2)『 新たな説』§13──機会原因論と自説の相違点,および,哲学における説明──
      (3)『新たな説』§14──自説の提示──
     第3節  実体間の関係および魂と身体の結合に関する見解の妥当性と利点  
          ──『新たな説』§15~§17──
      (1)『新たな説』§15──自説の評価①──
      (2)『新たな説』§16──仮説の三つの利点──
      (3)『新たな説』§17──自説の評価②──
     第2章のまとめ

    第3章 フシェへの応答
        ──予定調和の出現──
     第1節 自説の導出関係と新たな説の有用性  
         ──フシェによる第一の異議への応答──
     第2節 魂と身体の産出に関する神の計画  
         ──フシェによる第二の異議への応答──
     第3節 新たな説の説明としての身分  
         ──フシェによる第五の異議への応答──
     第4節 自説の評価と予定調和の出現  
     第3章のまとめ  

    第4章 ラミへの応答
        ──予定調和の拡張へ──
     第1節 超自然的,奇蹟的,直接的な神の作用への反論  
          ──『自己自身の認識』第一版への応答──
      (1)ラミの立場とライプニッツの見解
      (2)魂に生じる感覚と身体および神の関係
      (3)精神と身体との結び付き
      (4)精神,身体,神の関係
     第2節 事物の本性による説明と奇蹟による説明  
         ──『自己自身の認識』第二版への応答──
      (1)第一の反論──実体どうしの一致をもたらすもの──
      (2)第二の反論──魂と感覚の産出──
      (3)第三の反論──予定調和における自由のありか──
      (4)第四の反論──変調と魂の継起──
      (5)第五の反論──神が作る身体という自動機械の自律性と予先形成──
      (6)第六の反論──思慮深さ──
      (7)第七の反論──実体の作用──
      (8)第八の反論──奇蹟とは何か──
     第4章のまとめ

    第5章 ベールへの応答
        ──魂の本性に基づく自律性の強調,斉一性への着目──
     第1節 犬の魂,機会原因,斉一的  
         ──ロラリウス注H への応答──
      (1)犬の魂と自発性
      (2)ライプニッツの機会原因論解釈と自説の利点
      (3)魂は単純で不可分であるという仮定とその帰結としての多様化
     第2節 自律性と斉一的な変化の彫琢  
          ──ロラリウス注L への応答──
      (1) 身体に対する比喩──なぜ身体は魂に適合して自律的に運動できるのか─―
      (2) 魂に対する比喩──非物質的な自動機械としての魂はどのように変化しうるのか──
     第5章まとめ  

    第6章 『人間知性新論』,マサムへの応答,『 生命の原理と形成的自然』
         ──神の道,自然の斉一性をめぐる説明,予定調和の俯瞰──
     第1節 諸思想の結合と諸事物や諸観念の理解をもたらすものとしての予定調和  
         ──『人間知性新論』第1 巻第1 部第1 節──
     第2節 斉一性,予定調和,証明  
         ──1704年のマサムへの書簡──
      (1) 1704年5 月初旬付ライプニッツからマサムへの書簡──斉一性と予定調和──
      (2) 1704年6 月30日付ライプニッツからマサムへの書簡──神の道と予定調和──
     第3節 拡張された予定調和の諸論点  
         ──『生命の原理と形成的自然』──
     第6章のまとめ  

    第Ⅰ部の結論

       第Ⅱ部 「予定調和」と対抗仮説との対決

    第7章 「形象の伝達」に対して
         ──スコラ哲学への応答──
     第1節 説明不可能でわけのわからない空想的なもの  
         ──ライプニッツによる「形象の伝達」の再構成と難点──
      (1)『形而上学叙説』における「形象の伝達」の再構成と難点
      (2)「可感的形象」と「志向的形象」
     第2節 デモクリトスからトマスにかけての視覚論  
      (1)デモクリトスの見解──エイドーラによる映像の成立──
      (2)アリストテレスの見解──空気を媒介とした色の形相の受容──
      (3)トマスの見解──媒体を通じた可感的形象(ないし形相)の受容──
     第3節 ライプニッツは「ものを見ること」をどのように説明するのか  
      (1) 身体の変化に焦点を当てたライプニッツの視覚論──ライプニッツの視覚論の歴史的位置付け──
      (2) 魂の変化に焦点を当てたライプニッツの視覚論──『人間知性新論』第2 巻第3 章および第9 章に基づいて──
     第7章のまとめ  

    第8章 「物理的影響」あるいは「事象的影響」に対して
         ──デカルトへの応答──
     第1節 ライプニッツとデカルトの一般的関係 
     第2節 ライプニッツによるデカルト説の再構成と難点  
     第3節 影響説をめぐるデカルトの見解  
     第4節  ライプニッツは「身体を動かすこと」をどのように説明するのか  
     第8章のまとめ

    第9章 「神の新規の助力」あるいは「機会原因論」に対して
         ──機会原因論者への応答──
     第1節 ライプニッツによる機会原因論の再構成と難点  
      (1) ライプニッツが機会原因論に見出す難点①──奇蹟に満ち溢れていること──
      (2) ライプニッツが機会原因論に見出す難点②──恣意性や無差別性と結び付けられていること──
      (3) ライプニッツが機会原因論に見出す難点の共通点──理由がないこと──
     第2節  機会原因論者の見解──マルブランシュ『真理の探究』および『形而上学と宗教に関する対話』に基づいて──
     第3節  ライプニッツは神の作用と被造物の作用との区別をどのように説明するのか  
      (1) 神の作用と被造物の作用の区別を説明することは,そもそもどのような根拠によって可能となっているのか
      (2)実際に神と被造物の関係をどのように説明しているのか
     第9章のまとめ  

    第Ⅱ部の結論

    終 章 「予定調和」の哲学
     第1節 歴史的再構成  
     第2節 体系的再構成  
     第3節 「予定調和」の俯瞰的考察  

       付 論 「予定調和」の終着点
            ──『弁神論』,『モナドロジー』,『自然と恩寵の原理』に基づいて──

    第1章 『モナドロジー』§78~§81と『自然と恩寵の原理』および『弁神論』関連箇所
         ──自然法則と奇蹟について──
     第1節 『モナドロジー』§78と『弁神論』の関連箇所
     第2節 『モナドロジー』§79と『自然と恩寵の原理』§ 3 ,4
     第3節 『 モナドロジー』§80と『弁神論』関連箇所および『自然と恩寵の原理』§11  
     第4節 『モナドロジー』§81  

    第2章 『モナドロジー』§49~§52と『弁神論』関連箇所
         ──被造物の作用と自発性,宇宙の鏡と都市の比喩──
     第1節『モナドロジー』§49と『弁神論』の関連箇所  
     第2節『モナドロジー』§50  
     第3節『モナドロジー』§51と『弁神論』の関連箇所  
     第4節『モナドロジー』§52と『弁神論』の関連箇所  

    第3章 『モナドロジー』§59,および,『モナドロジー』§87~§90と『自然と恩寵の原理』および『弁神論』関連箇所
         ──神,自然,恩寵──
     第1節『モナドロジー』§59
     第2節『モナドロジー』§87と『弁神論』の関連箇所  
     第3節『モナドロジー』§88と『弁神論』の関連箇所  
     第4節『モナドロジー』§89 
     第5節『モナドロジー』§90と『弁神論』の関連箇所  

    予定調和の最終的な形態とその論点一覧

    あ と が き
    参 考 文 献
    索   引
  • 内容紹介

    予定調和をめぐる本邦初の包括的研究書!

    ライプニッツの予定調和をめぐる本邦初の包括的な研究書。ライプニッツと対話した多くの思想家を取り上げ、心と身体をめぐる世界像を哲学的に吟味し、哲学という営みへの示唆を含む、ヨーロッパ思想史、哲学研究、メタ哲学研究の書としても読むことができる。
  • 著者について

    寺嶋 雅彦 (テラシママサヒコ)
    1990年 東京都生まれ
    2023年  早稲田大学大学院文学研究科哲学コース博士後期課程修了,博士(文学)
    現 在 金沢星稜大学教養教育部准教授

予定調和の哲学-G. W. ライプニッツによる世界像の構築と彫琢 の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:寺嶋 雅彦(著・文・その他)
発行年月日:2027/01/19
ISBN-13:9784771040793
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
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