棺一基 大道寺将司全句集 (太田出版) [電子書籍]
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棺一基 大道寺将司全句集 (太田出版) [電子書籍]

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出版社:太田出版
公開日: 2014年02月25日
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棺一基 大道寺将司全句集 (太田出版) [電子書籍] の 商品概要

  • 確定死刑囚として37年に及ぶ獄中生活を送る大道寺将司の全句集

    棺一基(かんいっき)
    四顧(しこ)茫々と
    霞みけり

    十七字において、かれは塗炭の苦しみをなめつづけ、十七字においてのみかれは、極限の個として、ひと知れずやっと自由なのだ。供述調書より起訴状より判決文より、較べるもおろか、句群にこそかれの真情は巧まず塗りこまれている。俳句にいまや全実存を託したのだ。――辺見庸「〈奇しき生〉について 序のかわりに」より

    大道寺将司は、東アジア反日武装戦線の"狼"部隊のリーダーであり、お召し列車爆破未遂事件(虹作戦)及び三菱重工爆破を含む3件の「連続企業爆破事件」を起こし、1975年逮捕、1979年東京地裁で死刑判決、1987年最高裁で死刑確定した。本書は、30年以上も死刑囚として、また血液癌と闘いながら獄中生活を送る大道寺将司が詠んだ1200句を収録した全句集。本書出版にあたっては、作家であり(芥川賞受賞)詩人でもある(中原中也賞、高見順賞受賞)辺見庸が全面的に動き、実現させた。また辺見庸自身も脳溢血で倒れた後遺症と大腸癌と闘っている。
    辺見庸による跋文では、二人が句を介して知り合い、面会を実現させ、血液癌から来る痛みに句を詠むことを諦めかけた大道寺を「とにかく書け」と励まし、全句集を実現させるまでの経緯が感動的に描かれている。

棺一基 大道寺将司全句集 (太田出版) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード U840
Cコード 0092
出版社名 太田出版
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紙の本のISBN-13 9784778313067
ファイルサイズ 1.1MB
著者名 大道寺 将司
著述名 著者

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