「病院」が東北を救う日（講談社プラスアルファ新書） [電子書籍]

「病院」が東北を救う日（講談社プラスアルファ新書） の 商品概要

• 日本の医療の輸出産業化、病気にならない町づくりという斬新な取り組みがテレビでも紹介され、大きな反響を呼んでいる著者。３．１１以後、彼はさらにもうひとつ、「東北復興プロジェクト」を進めています。箱モノ中心の復興を否定し、病気にならない町づくりの実践と、さらに高齢化が進んだ被災地で残された人々の活力を最大限に活用するその独創的なアプローチ。高齢化日本そのものを変革しうるその挑戦の全貌を語ります。
  

• 目次

  第１章　被災地で見た医療の需給ギャップ
  震災３日後の一通のメール
  医療物資を積み、一路東北へ──
  拍子抜けするような光景
  沿岸部に見た「日常と非日常」
  災害医療のガイドライン
  災害医療の常識が通じない！
  被災地で医師はなにをしていたか？
  医療と被害のミスマッチ
  もろさを露呈した日本的システム
  すべての原因は「ガソリン不足」
  「悲劇」を演出するメディア
  「本当の支援」とはなにか？
  現場で見たボランティアの力
  「なんでもやる」強みを生かそう
  あまりに“馬鹿げた”法規制
  他
  第２章　コンクリートの復興に未来はあるか？
  復興とは「明日への投資」
  「施しからはなにも生まれない」
  物資よりも現金を支給せよ
  防潮堤で「生活」はよみがえるか
  議論の遅れが「復旧」を生む
  復興は未来モデルを創造すること
  現地に必要なソーシャルワーカー
  政治のたったひとつの仕事は決断
  「１０００年に一度」説の落とし穴
  評論家から当事者へ
  他
  第３章　医療による復興支援プロジェクト
  なぜ医療による復興なのか？
  高齢者を「新しい現役世代」に
  病院とは手術室である
  モデル地区のポイントとは？
  候補地・女川町のプロファイル
  ほか
  

「病院」が東北を救う日（講談社プラスアルファ新書） の商品スペック