「反日」中国の真実（講談社現代新書） [電子書籍]

「反日」中国の真実（講談社現代新書） [電子書籍] の 商品概要

• なぜ過去に例がないほどに中国で「反日」の嵐が吹き荒れたのか？　抗日から生まれた国家という、共産中国の源流もさることながら、その背景には１９５０年代の大躍進、６０年代の文化大革命など、共産党政権下で崩壊が進んだ社会道徳、１９８０年代の開放政策以降拡大してきた社会の歪み、共産党内の動揺、既得権益層内部での権力闘争の対立など、中国社会で現在進行するさまざまな動乱要因があった。（講談社現代新書）
  

• 目次

  第一章　愛国は最高の徳目である
  国家意識に見る日中の差／愛国教育の源流／中華意識と愛国主義／親日＝売国のレッテル貼り／日中友好の時代／愛国教育の強化と日本の歴史認識問題／経済大国化と民族意識の高まり／「官製」デモではなく「官許」デモ／他
  第二章　愛国主義と民主化のせめぎあい
  文化でも強国を目指す／道徳の危機を救うための愛国主義／五・四運動の二面性／個人より民族を優先した孫文／共産党支配と道徳の荒廃／愛国と民主の両立は否定される／他
  第三章　日の丸強奪事件は終わっていない
  「スピード決着」の裏で／反日を政治的に利用する勢力／香港活動家の尖閣上陸事件に見る複雑な背景／他
  第四章　毛沢東崇拝と薄熙来事件
  毛沢東崇拝再び／毛沢東の罪／薄熙来の毛崇拝／薄を巡る左右対立／薄事件が開けたパンドラの箱／他
  第五章　太子党・習近平が率いる強国路線
  就任会見で中華民族の偉大なる復興を強調／党の動揺と太子党の重用／太子党に共通する毛沢東への敬意／習の青年期の農村体験／中国の大国化と日本との関係変化／対米戦略としての尖閣問題／人民解放軍との関係／他
  第六章　破られた「愛」のプラカード
  ほか
  

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