天体衝突―斉一説から激変説へ地球、生命、文明史（講談社） [電子書籍]

天体衝突―斉一説から激変説へ地球、生命、文明史（講談社） の 商品概要

• 6550万年前、直径10～15kmの小惑星が、地表に対して約30度で、南南東の方向から地球に衝突した。衝突速度は秒速約20kmと推定されている。衝突地点周辺では時速1000kmを超える爆風が吹き、衝突の瞬間に発生する蒸気雲は1万度を超えた。この衝突によって引き起こされた地震はマグニチュード11以上と推定され、300mに達する津波が起こった。巻き上げられた塵が太陽光を遮り、「衝突の冬」が始まった。
  

• 目次

  まえがき──斉一説から激変説へ
  第１章　２０１３・２・15──ロシアに落ちた隕石
  　火球の正体
  　偶然の一致
  　日本での報道
  　衝突した天体の正体
  　コンドライト
  　初めて明らかにされた大気中での隕石爆発過程の詳細
  他
  第２章　地球を直撃する天体の衝突頻度
  　20世紀以降の天体衝突の例
  　近年の大気爆発
  　地球に接近する小天体
  　彗星
  　天体が地球に衝突すると何が起こるのか？
  他
  第３章　文明誕生以来記録に残る最大の天体衝突──ツングースカ爆発
  　１９０８年６月30日に起きたこと
  　世界で観測された異変
  

天体衝突―斉一説から激変説へ地球、生命、文明史（講談社） の商品スペック