大災害と法（岩波新書） [電子書籍]

大災害と法（岩波新書） [電子書籍] の 商品概要

• 地震，津波，台風，豪雨，噴火など，毎年のように日本列島を襲う大規模災害．なぜ国，自治体の対応は遅いのか．どうして被災者に救助の手が届かないのか．東日本大震災を経たいま，災害に関する複雑な法制度をわかり易く解説した上で，その限界を明らかにし，改善策を探る．被災者のために，法は何をなし得るのか．
  

• 目次

  目　　次
  　　　はじめに
  
  　I　法のかたち
  
  　第１章　災害と法の歴史
  　　１　江戸時代以前の制度
  　　２　明治時代の法制度
  　　３　関東大震災
  　　４　戦後の法制度
  　　５　阪神・淡路大震災
  　　６　東日本大震災
  
  　第２章　災害法制の仕組み
  　　１　法の序列
  　　２　防災中心主義
  　　３　諸外国の災害法制
  
  　II　災害サイクルと法
  
  　第３章　災害直後の法制度
  　　１　災害対策基本法――緊急対応の観点から
  　　２　対策本部と消防・警察・自衛隊
  　　３　災害救助法
  
  　第４章　復旧と生活再建のツール
  　　１　復旧と補助金
  　　２　災害弔慰金等法
  　　３　被災者生活再建支援法
  　　４　義援金
  　　５　生活保護
  　　６　火災保険・地震保険・生命保険
  　　７　被災ローンからの救済
  
  　第５章　復興期の法制度
  　　１　復興とまちづくり
  　　２　東日本大震災復興特区法
  　　３　罹災都市借地借家臨時処理法
  　　４　被災マンション
  　　５　産業の復興
  　　６　復興基金
  　　７　復興の理念――復興基本法としての憲法
  
  　第６章　災害に備える――防災と減災
  　　１　災害に備える法律
  
  ほか
  

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