スピード経営が日本のものづくりを変える―NECパーソナルコンピュータの米沢生産方式と原価管理 （東洋経済新報社） [電子書籍]

スピード経営が日本のものづくりを変える―NECパーソナルコンピュータの米沢生産方式と原価管理 （東洋経済新報社） の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）
  デスクトップ＆ノートパソコンの日本市場シェア・ナンバーワンを支える米沢方式の内側を本邦初公開！なぜ最短３日の納期を約束できるのか？
  目次
  第１章　米沢生産方式
  
  　米沢生産方式の三要素／米沢生産方式確立の社会的背景／三つの要素が揃うまでの経緯／地元の特徴を活かしたものづくり
  
  第２章　生産革新
  
  　多くの企業に共通する改善活動の要点／三つのジャスト・イン・タイム調達方式／作業のムダを徹底排除／人の手を介した自動化の工夫／リードタイムと経費を削減させる物流改革
  
  第３章　先進的ＩＴ活用
  　
  　作業別に見るＩＴ導入の利点／ＲＦＩＤをはじめとする先進的ＩＴの導入／先進的ＩＴ導入によるサプライチェーンへの効果
  
  第４章　ものづくり財務
  
  　米沢式原価計算／スピーディーな原価計算／正確な原価計算／生産効率化活動と経営財務指標の連携／「１時間あたりの出荷台数」／「製品１台あたりの生産から納入までのコスト
  
  第５章　成果の拡大
  　
  　「１日修理」の背景にあるもの／「１日修理」の概要／「１日修理」を実現した二つの要点
  
  第６章　人財育成
  
  　スキル向上の視点での人財育成／モチベーション向上
  
  第７章　国内生産
  
  　国内市場の現状／ものづくりの集中強化
  
  
  出版社からのコメント
  なぜ最短３日の納期を約束できるのか。デスクトップ＆ノートパソコンの日本市場シェアナンバーワンを支える米沢方式を初公開する。
  内容紹介
  製品のコモディティ化が進む中で、日本でものづくりを続ける企業は、激しい競争の中で製品にどのような付加価値をあたえるか考えていかなければならなくなっている。
  
  本書では、ＮＥＣパーソナルコンピュータにおける「受注から3日で納品」という「スピード」を付加価値として重視した米沢生産方式の全貌と詳細を、あますことなく紹介する。
  
  米沢生産方式とは「生産技術、IT、財務管理手法を駆使して、徹底的な効率化、スピード向上、品質向上を実現し、継続させている、ＮＥＣパーソナルコンピュータ米沢事業場におけるものづくりの方式」である。
  
  こうした取り組みを続け、売上競争は激化している中でも、NECパーソナルコンピュータは日本市場のデスクトップパソコンとノートパソコンのシェア・ナンバーワンを2014年も維持している。
  
  このまま日本でのものづくりを続けようか、それとも拠点を海外に移そうかと思案しているメーカー関係者必読の書。
  著者について
  ＮＥＣパーソナルコンピュータ株式会社 (エヌイーシーパーソナルコンピュータカブシキガイシャ)
  ＮＥＣパーソナルコンピュータ株式会社（エヌイーシーパーソナルコンピュータカブシキガイシャ）
  パソコン、タブレットの設計、生産、販売、サポート修理までを一貫して行う国内大手パソコンメーカ。「国民機」と称されたPC-98をはじめ、日本電気時代を含め30年以上にわたりNECブランドのパソコンを販売してきた。現在は企業ユーザ向けにVersaPro、Mateシリーズを提供し、NECのITソリューションの一角を担っている。個人向けパソコンはLaVieブランドを提供、全国の家電量販店等を通じ販売している。設計・生産拠点「米沢事業場」を山形県米沢市に構える。
  ［米沢工場紹介ビデオのＵＲＬ］
  フルバージョン　https://www.youtube.com/watch?v=vefpyHHQiyY
  ショートバージョン　https://www.youtube.com/watch?v=wNgMmWHWlJ4
  

スピード経営が日本のものづくりを変える―NECパーソナルコンピュータの米沢生産方式と原価管理 （東洋経済新報社） の商品スペック