ふしぎなイギリス(講談社) [電子書籍]
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ふしぎなイギリス(講談社) [電子書籍]

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出版社:講談社
公開日: 2015年05月29日
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ふしぎなイギリス(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)
    近代合理主義を育んだイギリス人が世襲の君主制を支持しているのはなぜ?スコットランド独立はなぜ防げたのか?イギリスは本当にEUから離脱するのか?旧植民地とイギリスで構成される英連邦の役割。イギリス経済、知られざる「強さの秘密」。大英帝国だけが知っているグローバル化する世界を生き残る方法。
    目次
    第1章 ロイヤル・ウェディングの記号論
    現代の錬金術/ダイアナのDNAが変える王室/ファイネスト・アワー(歴史への誇り)

    第2章 柔らかい立憲君主制
    政権交代というドラマ/回避された憲政の危機/揺れる伝統の2大政党制/議会と王権

    第3章 女王と政治家 サッチャーの軌跡
    階級が違う2人の女性指導者/フォークランド・スピリット 自信を取り戻せ/大英帝国が生んだ「鉄の女」/女王が示した不仲説への暗黙の答え

    第4章 階級社会とブレア近代化路線
    打破すべき「古いイギリス」/ニュー・ミレニアム/キツネ狩り禁止に見る階級社会の現状/世襲貴族議員の断末魔/ブレアと王室

    第5章 アングロ・サクソン流の終焉
    アングロ・サクソンの盟友/ホワイトハウス最後の夜/ブレアはなぜ嫌われたか/アメリカを利用した世界戦略/イラク戦争が変質させた英米関係/イギリス、アメリカ、そして世界

    第6章 イギリス経済の復元力
    「開かれた経済」という理念/産業革命はなぜイギリスで起きたか/イギリス病の発病と克服/モノ作り大国への回帰と金融部門の優位性/外国人投資家に選ばれる理由

    第7章 スコットランド独立騒動が示した連合王国の限界
    つぎはぎを重ねた統治構造/揺れるナショナル・アイデンティティ/連合王国の歴史的経緯/独立は得か損かのそろばん勘定/消えない独立の火種/試練にさらされる「国家の形」

    第8章 激動期の連合王国
    ロンドニスタン・テロリストを生む土壌/デジタル時代暴動/漂流する国家像/イギリスはEUを離脱するのか?

    第9章 ソフトパワー大国への脱皮
    成熟のロンドン五輪/労働者階級の血を引くプリンス誕生/王位継承に布石を打つチャールズ皇太子/キープ・カーム・アンド・キャリー・オン

    あとがき ロンドンから見た日本
    著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
    笠原 敏彦(カサハラ トシヒコ)
    1959年福井市生まれ。東京外国語大学卒業。1985年毎日新聞社入社。京都支局、大阪本社特別報道部などを経て外信部へ。ロンドン特派員(1997~2002年)として欧州情勢のほか、アフガニスタン戦争やユーゴ紛争などを長期取材。ワシントン特派員(2005~2008年)としてホワイトハウス、国務省を担当し、ブッシュ大統領(当時)外遊に同行して二〇ヵ国を訪問。2009~2012年欧州総局長。滞英8年。現在、編集委員・紙面審査委員
    出版社からのコメント
    近代合理主義を育み、議会制民主主義などのお手本を示したイギリス人がなぜ、世襲制の君主制を支持するのかという「謎」を読み解く
    内容紹介
    本稿には、2つのテーマがある。メインテーマは、近代合理主義を育み、世界に議会制民主主義などのお手本を示したイギリス人がなぜ、世襲制の君主制を支持するのかという「エニグマ(謎)」を読み解き、グローバル化する世界における国家、社会とは何なのかについて考えることだ。民主主義の機能不全とアイデンティティの問題は今後、各国に共通する悩みとして深まっていくだろう。グローバリゼーションの最先端を行くイギリスの抱える事情は、多くの国にとって他人事ではないはずだ。
    サブテーマは、イギリスとアメリカという「2つのアングロサクソン国家」が主導してきた世界の在り方だ。(中略)
    このサブテーマは一見、メインテーマである「王室を通して見たイギリスという国家、社会」とは別次元の話しに思えるかもしれない。しかし、この2つのテーマは密接につながっている。なぜなら、市場経済と自由な社会を両輪とするグローバリゼーションを含め、20世紀以降の世界の歩みは、英米両国の共同プロジェクト的な側面が強いからである。
    本稿は、イギリスとその王室を通して、グローバル化する世界の一側面を描くことを試みたものだ。グローバル化時代のガバナンス(統治)を考える一つのヒントとなり、同じように立憲君主制を敷く日本にとって少しでも参考になればという思いを込めて。
    (はじめにより)
    著者について
    笠原 敏彦 (カサハラ トシヒコ)
    笠原敏彦(かさはらとしひこ)
    毎日新聞編集編成局編集委員。1985年3月東京外国語大学卒。同年4月毎日新聞社入社 徳島支局、大阪本社特別報道部勤務。95年4月外信部配属 97年10月~02年9月ロンドン特派員。ブレア政権の政治・外交、ダイアナ後の英王室、北アイルランド和平など英国情勢のほか、遊軍記者としてアフガン戦争、コソボ紛争などを現地で長期取材。2002年10月 外信部副部長。04年米国務省のIVプログラム(研修)参加。05年4月~08年3月ワシントン特派員 。ブッシュ政権の外交を担当。大統領の外遊先約20カ国に同行。主な課題はイラク戦争、北朝鮮核問題など。08年大統領選前半も取材。08年4月外信部副部長。09年4月~12年3月 欧州総局長(ロンドン)として欧州7支局を統括。12年4月~外信部編集委員。13年4月~ 編集編成局編集委員(オピニオンG統括)

ふしぎなイギリス(講談社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード F505
Cコード 0200
出版社名 講談社
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紙の本のISBN-13 9784062883177
ファイルサイズ 19.7MB
著者名 笠原 敏彦
著述名 著者

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