仏法僧とは何か 『三宝絵』の思想世界（講談社） [電子書籍]

仏法僧とは何か 『三宝絵』の思想世界（講談社） の 商品概要

• 日本仏教の本質が、まさにここにある！　菩薩が実在する世界から、僧が仏教行事を行う「今」へ。源為憲が永観二年（九八四）、尊子内親王に献上した『三宝絵』。三巻に分かれ、仏教説話によって構成されている。釈迦は衆生を救うべく身を捨てて仏と成った。上巻では、菩薩とよばれた前世での釈迦の実在する世界が、中巻では菩薩から僧に法が伝えられる様が、そして下巻では僧が行う仏教儀礼が語られる。現代社会にも深く浸透している日本仏教とは何なのか。ここから、その本質が見えてくる！　（講談社選書メチエ）
  

• 目次

  はじめに
  第一章　『三宝絵』の語る歴史
  第二章　仏宝──施から孝養へ
  第三章　法宝──音から物へ
  第四章　僧宝──亡き釈迦と亡き母と
  第五章　絶対的な幸福をめざして
  注
  

仏法僧とは何か 『三宝絵』の思想世界（講談社） の商品スペック