ほうかご探偵隊（東京創元社） [電子書籍]

ほうかご探偵隊（東京創元社） [電子書籍] の 商品概要

• ある朝いつものように登校すると、僕の机の上には分解されたたて笛が。しかも、一部品だけ持ち去られている。これで四件目だ。同級生が描いた変哲もない風景画、クラスでも人気のない飼育小屋のニワトリ、不細工な招き猫型の募金箱――いま五年三組では“なくなっても誰も困らないもの”が続けざまに消え失せているのだ。いったい誰が何の目的で？　四番目の被害者（？）となった僕は、真相を探るべく龍之介くんと二人で連続消失事件の調査を始める。小学校を舞台に、謎解きの愉しさに満ちた正統派本格推理。／解説＝川出正樹
  

• 目次

  一日目
  『四番目の被害者は僕？』
  『友達と探偵活動をはじめよう』
  『山崎先生はあれで意外と名教師かもしれない（大ざっぱだけど）』
  『みんなで知恵をしぼってみたりする』
  二日目
  『ニワトリの飼育小屋を調べてみよう』
  『聞き込みは成果があるとは限らない』
  『みんなで知恵をしぼってみたりする・その２』
  三日目
  『衝撃の新事実に僕たちはあわてふためく（そういう大事なことはもっと早く言えよな）』
  『みんなで知恵をしぼってみたり――している場合じゃなくなった？』
  四日目
  『龍之介くんはいつもよりもっとマイペース（なんだか行動が名探偵みたいになってきたぞ）』
  『いよいよ解決編がはじまる』
  文庫版あとがき
  解説＝川出正樹
  

ほうかご探偵隊（東京創元社） [電子書籍] の商品スペック