水を石油に変える人 山本五十六、不覚の一瞬(文藝春秋) [電子書籍]
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水を石油に変える人 山本五十六、不覚の一瞬(文藝春秋) [電子書籍]

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出版社:文藝春秋
公開日: 2017年06月29日
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水を石油に変える人 山本五十六、不覚の一瞬(文藝春秋) の 商品概要

  • 日本海軍を相手にした一大詐欺「水からガソリン」事件の全貌

    真珠湾攻撃の三年前、海軍省で三日三晩の夜を徹した実験が行われた。その「街の科学者」は当時の海軍次官で後に「真珠湾攻撃の立役者」山本五十六や、後に「特攻の海の親」ともいわれる大西瀧治郎らの前で、水をガソリンに変えるのだという。

    石油の八割をアメリカからの輸入にたよっていた日本は、ドイツと同様に人造石油の研究や、出もしない油田の採掘など、資源の確保に八方手をつくしていた。
    そうした時に「水を石油に変える科学者があらわれた」というのだ。しかも、その「科学者」は立派な化学メーカーが後ろ楯となり、帝国大学教授のお墨付きまでもらっていた・・・。

    二つの大戦の間に暗躍した稀代の詐欺師の足跡をたどりつつ、この時代の一側面を、それも裏から語る。
    詐欺師はときとして、時代の最も脆弱な部分を、だれよりも敏感にかぎ分ける。

    <目次>
    序章     一通の報告書
    第一章   山本五十六と石油
    第二章   「藁から真綿」事件
    第三章   カツクマ・ヒガシと東勝熊
    第四章   詐欺師から「科学の人」へ
    第五章   支那事変という名の追い風
    第六章   富士山麓油田の怪
    第七章   昭和十三年暮れ、海軍省次官室
    第八章   蒲田の「水からガソリン」工場
    第九章   燃料局柳原少将の嘆き
    第十章   実験成功! 次官に報告!
    第十一章  宴の終わり
    第十二章  立会人たちの太平洋戦争
    終章     いまも生き続ける「水からガソリン」

水を石油に変える人 山本五十六、不覚の一瞬(文藝春秋) の商品スペック

書店分類コード Q140
Cコード 0095
出版社名 文藝春秋
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紙の本のISBN-13 9784163906751
ファイルサイズ 1.9MB
著者名 山本 一生
著述名 著者

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