日本の近代とは何であったか-問題史的考察(岩波書店) [電子書籍]
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日本の近代とは何であったか-問題史的考察(岩波書店) [電子書籍]

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出版社:岩波書店
公開日: 2017年07月20日
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日本の近代とは何であったか-問題史的考察(岩波書店) の 商品概要

  • 政党政治を生み出し,資本主義を構築し,植民地帝国を出現させ,天皇制を精神的枠組みとした日本の近代.バジョットが提示したヨーロッパの「近代」概念に照らしながら,これら四つの成り立ちについて論理的に解き明かしていく.学界をリードしてきた政治史家が,日本近代とはいかなる経験であったのかを総括する堂々たる一冊.
  • 目次

    目  次

     序章 日本がモデルとしたヨーロッパ近代とは何であったか

     第一章 なぜ日本に政党政治が成立したのか
      1 政党政治成立をめぐる問い
      2 幕藩体制の権力抑制均衡メカニズム
      3 「文芸的公共性」の成立──森鴎外の「史伝」の意味
      4 幕末の危機下の権力分立論と議会制論
      5 明治憲法下の権力分立制と議会制の政治的帰結
      6 体制統合の主体としての藩閥と政党
      7 アメリカと対比して見た日本の政党政治
      8 政党政治の終わりと「立憲的独裁」

     第二章 なぜ日本に資本主義が形成されたのか
      1 自立的資本主義化への道
      2 自立的資本主義の四つの条件
      (1)政府主導の「殖産興業」政策の実験
      (2)国家資本の源泉としての租税制度の確立
      (3)資本主義を担う労働力の育成
      (4)対外平和の確保
      3 自立的資本主義の財政路線
      4 日清戦争と自立的資本主義からの転換
      5 日露戦争と国際的資本主義への決定的転化
      6 国際的資本主義のリーダーの登場
      7 国際的資本主義の没落

     第三章 日本はなぜ、いかにして植民地帝国となったのか
      1 植民地帝国へ踏み出す日本
      2 日本はなぜ植民地帝国となったか
      3 日本はいかに植民地帝国を形成したのか
      (1)日露戦争後──朝鮮と関東州租借地の統治体制の形成
      (2)大正前半期──主導権確立を目指す陸軍
      (3)大正後半期──朝鮮の三・一独立運動とそれへの対応
      4 新しい国際秩序イデオロギーとしての「地域主義」
      (1)一九三〇年代──「帝国主義」に代わる「地域主義」の台頭
      (2)太平洋戦争後──米国の「地域主義」構想とその後

     第四章 日本の近代にとって天皇制とは何であったか
      1 日本の近代を貫く機能主義的思考様式
      2 キリスト教の機能的等価物としての天皇制
      3 ドイツ皇帝と大日本帝国天皇
      4 「教育勅語」はいかに作られたのか
      5 多数者の論理と少数者の論理

     終章 近代の歩みから考える日本の将来
      1 日本の近代の何を問題としたのか
      2 日本の近代はどこに至ったのか
      3 多国間秩序の遺産をいかに生かすか
       あとがき
       人名リスト

日本の近代とは何であったか-問題史的考察(岩波書店) の商品スペック

書店分類コード Q110
Cコード 0221
出版社名 岩波書店
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紙の本のISBN-13 9784004316503
ファイルサイズ 3.4MB
著者名 三谷 太一郎
著述名 著者

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