地中海の十字路=シチリアの歴史(講談社) [電子書籍]
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地中海の十字路=シチリアの歴史(講談社) [電子書籍]

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出版社:講談社
公開日: 2019年06月11日
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地中海の十字路=シチリアの歴史(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 長靴の形をしたイタリア半島に蹴り上げられるように、地中海に浮かぶ最大の島、シチリア島。マフィアの故郷として知られ、人気の観光地でもあるこの島は、現在はイタリア共和国の一部となっているが、しかし、古くからここは「イタリア」だったわけではない。文明の先進地域・地中海とヨーロッパの歴史を常に色濃く映し出し、多様な文化と宗教に彩られてきたシチリア島。その3000年に及ぶ歴史を描き出し、シチリア島から世界史を照射する。シチリアの覇権をめぐって最初に争ったのは、古代ギリシア人とフェニキア人だった。その後、ローマの「最初の属州」となり、ローマ帝国の穀倉となった。中世にはイスラーム勢力が柑橘類の栽培や灌漑技術を導入し、当時の先端文明と通商ネットワークをもたらしたが、北フランス出身のノルマン人たちがこれを屈服させて「シチリア王国」を建て、栄光の時代が訪れる。さらにドイツのホーエンシュタウフェン家、フランスのアンジュー家の支配が続き、ヴェルディのオペラで知られる「シチリアの晩祷事件」を境に、アラゴン・スペインによる「長く、暗い時代」に入る。フランス革命期にはイギリスの保護下に置かれるが、19世紀にはイタリアの統一運動、すなわちリソルジメントに巻き込まれ、イタリアに併合されていく。絶え間なく侵入した「よそ者」と、宗教・文化の交錯の過程で、シチリア人の誇り高いアイデンティティは形成された。そして今、北アフリカから小さなボートで「新たなよそ者」が押し寄せているシチリアは、まさにグローバル化した世界の台風の目となっている。〈目次〉序章  シチリア島から世界史をみる/第一章 地中海世界と神々の島/第二章 イスラームの支配と王国の栄光/第三章 長くて、深い眠り/第四章 独立国家の熱望と失望/第五章 ファシズムと独立運動/終章 「シチリア人」の自画像/あとがき/参考文献/関連年表/シチリア王の系譜
  • 目次

    序章  シチリア島から世界史をみる
    第一章 地中海世界と神々の島
    第二章 イスラームの支配と王国の栄光
    第三章 長くて、深い眠り
    第四章 独立国家の熱望と失望
    第五章 ファシズムと独立運動
    終章  「シチリア人」の自画像

地中海の十字路=シチリアの歴史(講談社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード Q400
Cコード 0322
出版社名 講談社
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紙の本のISBN-13 9784065163283
ファイルサイズ 19.7MB
著者名 藤澤 房俊
著述名 著者

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