内閣調査室秘録 戦後思想を動かした男(文藝春秋) [電子書籍]
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内閣調査室秘録 戦後思想を動かした男(文藝春秋) [電子書籍]

岸 俊光(著者)志垣 民郎(著者)
価格:¥1,222(税込)
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フォーマット:
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出版社:文藝春秋
公開日: 2019年07月19日
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内閣調査室秘録 戦後思想を動かした男(文藝春秋) の 商品概要

  • 内閣調査室は本当に謀略機関だったのか……謎のヴェールを剥がす第一級の歴史史料!

    松本清張は、昭和36年に「文藝春秋」に連載した『深層海流』で、「内調の役目がその辺を逸脱して謀略性を帯びていたとなれば、見逃すわけにはいかない」と書いた。あれから60年たっても、内調については関連する公文書も公開されなければ、組織の正史も作られておらず、依然としてその実態は謎のままだ。

    本書は、昭和27年に吉田茂首相が、旧内務官僚の村井順に命じて内閣調査室が発足したときの、4人のメンバーの1人、志垣民郎氏の手記である。この手記のポイントは、内調は日本を親米反共国家にするための謀略機関だったのか、という問いに明解に答えているところにある。

    志垣氏の主な仕事とは、優秀な学者・研究者に委託費を渡して、レポートを書かせ、それを政策に反映させることだった。これは、結果的に彼らを現実主義者にし、空想的な左翼陣営に行くのを食い止めた。そして本書には、接触した学者・研究者全員の名前と渡した委託費、研究させた内容、さらには会合を開いた日時、場所、食べたもの、会合の後に出かけたバーやクラブの名前……すべてが明記されている。まさに驚きの手記だ。

    100人を超えるリストの面々は豪華の一言に尽きる。時代を牽引した学者はすべて志垣氏の手の内にあった。とくに重要なのが藤原弘達。「時事放談」で知られる政治学者は、東大法学部で丸山真男ゼミに所属した俊才であった。「彼が左翼に行ったら、厄介なことになる」。そこで志垣氏は、彼を保守陣営に引っ張り込むために、あらゆる手立てを尽くす。戦後思想史を塗り替える爆弾的史料である。

内閣調査室秘録 戦後思想を動かした男(文藝春秋) の商品スペック

書店分類コード G300
Cコード 0295
出版社名 文藝春秋
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紙の本のISBN-13 9784166612260
ファイルサイズ 1.7MB
著者名 岸 俊光
志垣 民郎
著述名 著者

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