世阿弥(講談社) [電子書籍]
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世阿弥(講談社) [電子書籍]

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出版社:講談社
公開日: 2019年12月11日
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世阿弥(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 現存する最古の演劇といわれる、能楽。
    今から約600年前の室町時代に、世阿弥(1363~1443?)は、当時の大衆芸能を芸術へと昇華させ、『井筒』『高砂』『砧』『実盛』『葵上』など今も上演される名作を遺し、『風姿花伝』を始めとする世界初の演劇論を執筆しました。
    これほどまでの偉業をなしえたにもかかわらず、肖像画の1枚もない。
    世阿弥とは、一体どんな人物だったのでしょうか? なぜこの時期に、これほどまでの仕事をなしえたのか――。
    その時代背景や彼の思想哲学を、父・観阿弥や、禅竹、金剛などライバル達との作品比較、伝書から見る芸論などから細やかに考察。
    晩年、大衆に拒絶され、自身も佐渡に流された世阿弥の生涯も辿りながら、彼が求めた「老いの美学」についても検証します。

    本書は『世阿弥』(1972年 中公新書)より、舞台写真、資料写真を新たに差し替え、解説を加筆、文庫化したものです。

    解説「異端者としての世阿弥」 土屋恵一郎(明治大学長)
  • 目次

    はじめに
    第一章 世阿弥とその時代
    一 猿楽能の誕生
    寄合――観客層の拡大 物まね芸の系譜 歌舞の伝統
    二 父・観阿弥
    猿楽能と田楽能 天下の名望 「中初・上中・下後」の人
    三 世阿弥の活躍――応永まで
    生年論 同朋衆・時衆の問題 伊賀観世の系図 少年世阿弥 世阿弥と二条良基 将軍義満と世阿弥 世阿弥の再出発 北山邸行幸と義満の死 第一次苦境時代 寺社猿楽への後退 音阿弥の生長 応永末年の世阿弥

    第二章 世阿弥の作品
    一 能の作者
    能の作者 世阿弥の作品 能の分類 世阿弥の作品傾向
    二 大和猿楽の伝統――劇的現在能
    大和猿楽の特質 観阿弥の代表作<自然居士> 観阿弥の作品傾向 群小作家の作風 大衆作家宮増 世阿弥と劇的能
    三 能の神々――脇能
    脇能と歌舞性 <高砂>と<竹生島> 神の影向 先行芸能延年風流 小風流と脇能 大風流と脇能 世阿弥の脇能 非世阿弥系作者の脇能 神は鬼がかり 世阿弥の脇能改革
    四 『平家物語』と能――修羅物
    修羅物と世阿弥 複式夢幻能 脇能と修羅物 古修羅の世界 花鳥風月と修羅 憑き物による物狂と修羅 “金剛”の作品 『平家物語』の二つの側面
    五 王朝古典の世界――女体能をめぐって
    王朝女性の能への登場 憑き物と女性 物狂から複式夢幻能へ――<松風> 物着と複式夢幻能――<井筒> その他の複式夢幻能――<融><須磨源氏>等 女体能の行方 <砧>の位置づけ――準夢幻能

    第三章 世阿弥の芸論
    一 世阿弥の伝書
    世阿弥の伝書 伝書の時代区分 前後二区分説
    二 『風姿花伝』
    『風姿花伝』のあらまし 一、年来稽古 二、物学条々 三、問答条々 『花伝』四~六 別紙口伝
    三 『花習』以後
    『花習』以後の代表作 物まねから三体へ 花から幽玄へ 安定→蘭位→妙所

    第四章 世阿弥の流れ
    一 晩年の世阿弥
    能役者としての世阿弥 第二次苦境時代 十二五郎の手紙 一座の危機 次男元能の出家 長男元雅の客死 「却来」という境地 佐渡配流 佐渡よりの書状 金春禅竹と鬼の能 最晩年
    二 能の流れ
    観世小次郎の活躍 キリシタン能と太閤能 世阿弥の影 能の固定化

    世阿弥年譜
    参考文献
    あとがき
    解説「異端者としての世阿弥」土屋恵一郎(明治大学長)

世阿弥(講談社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード T080
Cコード 0174
出版社名 講談社
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紙の本のISBN-13 9784065181362
ファイルサイズ 16.3MB
著者名 土屋 恵一郎
北川 忠彦
著述名 著者

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