右の心臓(小学館) [電子書籍]
    • 右の心臓(小学館) [電子書籍]

    • ¥583117 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601107367

右の心臓(小学館) [電子書籍]

価格:¥583(税込)
ゴールドポイント:117 ゴールドポイント(20%還元)(¥117相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:小学館
公開日: 2020年07月17日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

右の心臓(小学館) [電子書籍] の 商品概要

  • 少女の目線で戦後を描いた幻の自伝的小説。

    「戦争が終ってからずっと父さんは内地の話をしてくれた。あぐらの中にタダシをすっぽり入れて、ヒロシと私は父さんにぐてりと寄りかかって、兄さんは、父さんの前にかしこまって坐って、みんなシーンとして父さんの口を見ていた」――中国からの引き揚げ。父さんの伯父一族が住む山梨の田舎での貧しいがエネルギーに満ちあふれた生活を、あくまで少女の目から描いた自伝的小説。小さな共同体の中の子だくさんの家族、昭和20年代の日本の原風景が丸ごと裸のままで立ち上る。「心臓が右にある」最愛の兄の死の描写は、この作品のハイライトだ。「もう死んだから下着もパンツもはかせないのか。いやだなあ、とわたしは思った。パンツぐらいはかせればいいのに」

    本作は1987年から88年にかけて「図書新聞」に連載され、88年10月に(今はない出版社)リブロポートから刊行された。絵本作家佐野洋子が初めて書いた長篇小説である。数々のエッセー集で繰り返し描かれてきた「家族」がほぼそのまま登場する自伝的な小説といっていいだろう。この幻の作品が文庫化され再び世に出る意味は大きい。
    解説:岩瀬成子(児童文学者)

    ※没後10周年の企画として、表紙を差し替えました。
    この作品は2012年6月より配信している『右の心臓』の内容と同様のものです。

右の心臓(小学館) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード V140
Cコード 0193
出版社名 小学館
本文検索
他の小学館の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784094087017
ファイルサイズ 0.7MB
著者名 佐野 洋子
著述名 著者

    小学館 右の心臓(小学館) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!