霧の彼方 須賀敦子(集英社) [電子書籍]
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霧の彼方 須賀敦子(集英社) [電子書籍]

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出版社:集英社
公開日: 2020年07月31日
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霧の彼方 須賀敦子(集英社) [電子書籍] の 商品概要

  • 生涯にわたり信仰と文学の「コトバ」に共振し、『ミラノ 霧の風景』『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』『ユルスナールの靴』など、晩年に稀有な作品を遺した須賀敦子。高い評価を得たエッセイや訳書のほか、没後も詩集や書簡集も含めて刊行が続いた。これらの作品を生み出した69年の生涯は、さまざまな「コトバ」に支えられていた。キリスト教への入信、2度の欧州留学、カトリック左派の流れを汲むミラノのコルシア書店での活動、夫ペッピーノとの出会いと別れ、帰国後に没頭した貧困者支援のエマウス運動、そして文壇を刮目させた初のエッセイ集の上梓――。同じキリスト者である著者が、同じ情熱を以て須賀敦子の「たましい」に迫る、圧巻の評伝。[本文より]イタリアに渡り、コルシア書店で働く以前は本を読み、書店に関係するようになってからは翻訳に従事し、ときに本を売った。帰国後、彼女は研究者となり、再び本を読み、そして、あるときから自ら本を書くようになった。信仰を抜きにした須賀敦子を語っても、蝉の抜け殻を見るようなものだが、本との関係を無視した言説も同質の幻影をもたらすだろう。信仰と書物、ここに流れる雄渾な歴史が須賀敦子の土壌だった。
  • 目次

    第一章 書かれなかった言葉/第二章 不得意な英語と仏教/第三章 人生の羅針盤/第四章 二人の聖女/第五章 母の洗礼/第六章 夢幻のカテドラル/第七章 レジスタンスの英雄/第八章 終わらない巡礼/第九章 ペルージャへの招き/第十章 文筆家の誕生/第十一章 ローマと新教皇/第十二章 ダヴィデ・マリア・トゥロルド/第十三章 ミラノへの階梯/第十四章 ある幼子の物語/第十五章 言葉という共同体/第十六章 エマニュエル・ムーニエと『エスプリ』/第十七章 内なるファシスト/第十八章 ほんとうの土地/第十九章 悲しみの島/第二十章 ゲットとウンベルト・サバ/第二十一章 川端康成と虚構の詩学/第二十二章 二度の帰国/第二十三章 ダンテを読む日々/第二十四章 見えない靴、見えない道/第二十五章 トランクと書かれなかった言葉/あとがき/人名索引

霧の彼方 須賀敦子(集英社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード U320
Cコード 0095
出版社名 集英社
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紙の本のISBN-13 9784087716719
ファイルサイズ 1.7MB
著者名 若松 英輔
著述名 著者

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