物語がつむぐ心理臨床(遠見書房) [電子書籍]
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物語がつむぐ心理臨床(遠見書房) [電子書籍]

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出版社:遠見書房
公開日: 2015年07月29日
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こちらの商品は電子書籍版です

物語がつむぐ心理臨床(遠見書房) [電子書籍] の 商品概要

  • 「不妊治療を機に摂食障害になった母親」「ミヤケを訪ねてたった一人でクリニックにきた少年」「解離になるしかなかった中学生」「激しいボーダーラインの女性」「抑うつになって初めて向き合うことになった夫婦」「癌による死を前にセラピーを求めた家族」─クリニックにやってきた、10のケースをめぐる物語。美しい言葉と繊細な表現を通して、心理臨床のリアルが語られる。……彼は私をみると、急いでポケットに手をつっこんで何かを探した。何やら紙を取り出して広げて私に見せた。それは皺くちゃになった一万円札だった。「ミヤケを一つ頼むわ! 金、じいちゃんにもらったお年玉だけど。このくらいあれば足りるか?」彼の額に汗がにじんでいた。私は驚いて、「ミヤケを一つ?」と聞きなおした。彼は、話がすぐに通じない事に少しいらついた調子で続けた。「オレの友だちがミヤケをやってるって。そいつすごく良くなったんだ。おれもいろいろ困っていることがたくさんあるからさ。ミヤケをやりたいんだ」
  • 目次

    第一章 大寒(だいかん)──不妊治療を機に摂食障害に陥った女性
    第二章 啓蟄(けいちつ)──身代わりの子どもと世代間伝達
    第三章 立夏(りっか)──精神分析的プレイセラピーの中で築くもの
    第四章 入梅(にゅうばい)──母親としての自己愛を支える親面接
    第五章 半夏生(はんげしょう)──思春期事例とその治療的中断
    第六章 大暑(たいしょ)──破滅の不安の中に生きる精神病の男性
    第七章 二百十日(にひゃくとおか)──境界例の女性を抱えることと治療者の夢
    第八章 秋分(しゅうぶん)──抑うつを訴える中年女性の喪失と再生
    第九章 霜降(そうこう)──ある初老期夫婦の心理的共謀
    第十章 大晦日(おおつごもり)──死に逝く者のかたわらに臨むこと

物語がつむぐ心理臨床(遠見書房) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード P320
Cコード 0011
出版社名 遠見書房
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紙の本のISBN-13 9784904536490
ファイルサイズ 2.6MB
著者名 三宅 朝子
著述名 著者

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