数学者と哲学者の密室――天城一と笠井潔、そして探偵と密室と社会(南雲堂) [電子書籍]
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数学者と哲学者の密室――天城一と笠井潔、そして探偵と密室と社会(南雲堂) [電子書籍]

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出版社:南雲堂
公開日: 2020年09月15日
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数学者と哲学者の密室――天城一と笠井潔、そして探偵と密室と社会(南雲堂) の 商品概要

  • 本格ミステリの探偵はどのような推理をすべきか? 密室などのトリックはどうあるべきか? そして、社会とどう対峙すべきか? 戦中派の天城一と戦後派の笠井潔の作品からその答えを探し求める評論書!
    天城一と笠井潔は、資質的にはよく似ている。名探偵の独特なレトリック、戦争や社会批判といったテーマの導入、トリックのバリエーションへのこだわり、ハイデガー哲学の援用、作中に取り込まれた評論等々。本書では、これらの類似点を用いて、本格ミステリの本質を考察する。
    本書を書き終えた今、私が思うことは、“本格ミステリ”というジャンルの豊潤さです。天城一と笠井潔は、「テーマとトリックを連携させ、それを探偵の推理が明らかにする」という作風の物語を描いてきましたが、これは他のジャンルではできないでしょう。テーマもトリックも探偵も、本格ミステリの専売特許ではありませんが、この三つを連携させたものは、本格ミステリ以外の何ものでもないのです。そして、ただ単にテーマが作中で語られるだけの他のジャンルと異なり、探偵が行うトリックの解明によって、テーマは読者の心に深く刻まれることになるわけです。(あとがきより)

数学者と哲学者の密室――天城一と笠井潔、そして探偵と密室と社会(南雲堂) の商品スペック

書店分類コード U030
Cコード 0095
出版社名 南雲堂
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紙の本のISBN-13 9784523265962
ファイルサイズ 4.0MB
著者名 飯城 勇三
著述名 著者

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