〈イスラーム世界〉とは何か 「新しい世界史」を描く(講談社) [電子書籍]
    • 〈イスラーム世界〉とは何か 「新しい世界史」を描く(講談社) [電子書籍]

    • ¥1,430286 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601253866

〈イスラーム世界〉とは何か 「新しい世界史」を描く(講談社) [電子書籍]

羽田 正(著者)
価格:¥1,430(税込)
ゴールドポイント:286 ゴールドポイント(20%還元)(¥286相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:講談社
公開日: 2021年02月10日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ

カテゴリランキング

こちらの商品は電子書籍版です

〈イスラーム世界〉とは何か 「新しい世界史」を描く(講談社) の 商品概要

  • ジャーナリズムで、また学問の世界でも普通に使われる用語、「イスラーム世界」とは何のことで、一体どこのことを指しているのだろうか? ムスリムが多い地域のことだろうか、それとも、支配者がムスリムである国々、あるいはイスラーム法が社会を律している地域のことだろうか。ただ単に、アラビア半島やシリア、パレスチナなどの「中東地域」のことを指しているのだろうか? 本書は、高校世界史にも出てくるこの「イスラーム世界」という単語の歴史的背景を検証し、この用語を無批判に用いて世界史を描くことの問題性を明らかにしていく。
    前近代のムスリムによる「イスラーム世界」の認識、19世紀のヨーロッパで「イスラーム世界」という概念が生み出されてきた過程、さらに日本における「イスラーム世界」という捉え方の誕生と、それが現代日本人の世界観に及ぼした影響などを明らかにする中で、著者は、「イスラーム世界」という概念は一種のイデオロギーであって地理的空間としては存在せず、この語は歴史学の用語として「使用すべきではない」という。そして、地球環境と人類史的視点から「新しい世界史」を構想し叙述する方法の模索が始まる。
    本書は刊行当時、歴史学者・イスラーム学者の間に議論を引き起こし、アジア・太平洋賞特別賞を受賞した。文庫化にあたり、原本刊行後の議論を踏まえて「補章」を加筆。〔原本:『イスラーム世界の創造』東京大学出版会、2005年〕
  • 目次

    序論 「イスラーム世界」という語のあいまいさ
    第1部 前近代ムスリムの世界像と世界史認識
    第一章 前近代ムスリムの地理的知見と世界像
    第二章 前近代ムスリムによる世界史叙述
    第2部 近代ヨーロッパと「イスラーム世界」
    第一章 マホメット教とサラセン人(一八世紀以前)
    第二章 「イスラーム世界」の創造
    第三章 東洋学と「イスラーム世界」史研究
    第3部 日本における「イスラーム世界」概念の受容と展開
    第一章 「イスラーム世界」概念の成立以前
    第二章 日本における「イスラーム世界」の発見
    第三章 戦後の「イスラーム世界」認識
    終論 「イスラーム世界」史との訣別
    おわりに
    補章 「イスラーム世界」とグローバルヒストリー
    学術文庫版のあとがき

〈イスラーム世界〉とは何か 「新しい世界史」を描く(講談社) の商品スペック

書店分類コード P750
Cコード 0122
出版社名 講談社
本文検索
他の講談社の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784065224427
ファイルサイズ 6.6MB
著者名 羽田 正
著述名 著者

    講談社 〈イスラーム世界〉とは何か 「新しい世界史」を描く(講談社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!