日常に侵入する自己啓発(勁草書房) [電子書籍]
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日常に侵入する自己啓発(勁草書房) [電子書籍]

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フォーマット:
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出版社:勁草書房
公開日: 2021年05月01日
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日常に侵入する自己啓発(勁草書房) [電子書籍] の 商品概要

  • 自己啓発書はどのように生み出され、誰によってどのように読まれているのか。自己啓発書には結局のところ何が書かれてあるのか。各年代の生き方指南書、「手帳術」ガイド、掃除・片づけで人生が変わるとする書籍、さらには自己啓発書の作り手と読者へのインタビュー、質問紙調査の分析から「自己啓発の時代」を総合的に考究する。
  • 目次

    はじめに

    第一章 ハビトゥスとしての自己啓発
     1 日常を差異化する自己啓発書
     2 ハビトゥスとしての自己啓発
     3 「自己啓発界」の構造
     4 自己啓発書の読者とは誰か
     5 「薄い文化」としての自己啓発書購読
     6 本書の目的と分析枠組

    第二章 「ヘゲモニックな男性性」とそのハビトゥス――男性向け「年代本」の分析
     1 煽るメディアとしての男性向け「年代本」
     2 「群れ」からの脱出――二〇代論
     3 仕事・プライベートの一元的統御――三〇代論
     4 「自分らしさ」の再文脈化――四〇代論
     5 細分化される人生

    第三章 「自分らしさ」という至上原理――女性向け「年代本」の分析
     1 迷い・悩みのメディアとしての女性向け「年代本」
     2 「自分らしさ」という賭金=争点
     3 自分らしさ志向の際限なき適用
     4 「女らしさ」からの離脱?
     5 自分らしさ志向の系譜

    第四章 「今ここ」の節合可能性――手帳術本の三五年史
     1 「日常」に特化したジャンルとしての手帳術
     2 手帳語りの始まり――一九七九年
     3 手帳術の発見――一九八〇・九〇年代
     4 手帳術と「夢」の節合――二〇〇〇年代前半
     5 手帳術の細密化と飽和――二〇〇〇年代後半以降
     6 日常感覚を共有するコミュニティの形成

    第五章 私的空間の節合可能性――家事の自己啓発的転回と私的空間の聖化
     1 「片づけ」で人生が変わる?
     2 掃除の「発見」
     3 整理・収納論における自己啓発的転回
     4 私的空間の節合可能性――「捨てる」・シンプルライフ・風水
     5 聖なる私的空間の消費

    終章 自己啓発の時代のゆくえ
     1 「アイデンティティ・ゲーム化」というアイデンティティ・ゲーム
     2 「コントロール可能性への専心」というハビトゥス
     3 自己啓発の時代のゆくえ

    あとがき
    参考文献

日常に侵入する自己啓発(勁草書房) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 3036
出版社名 勁草書房
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紙の本のISBN-13 9784326653935
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ファイルサイズ 11.2MB
著者名 牧野 智和
著述名 著者

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