絶望の林業(新泉社) [電子書籍]
    • 絶望の林業(新泉社) [電子書籍]

    • ¥2,420484 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601326993

絶望の林業(新泉社) [電子書籍]

価格:¥2,420(税込)
ゴールドポイント:484 ゴールドポイント(20%還元)(¥484相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:新泉社
公開日: 2021年05月01日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ

カテゴリランキング

こちらの商品は電子書籍版です

絶望の林業(新泉社) [電子書籍] の 商品概要

  • 「日本の林業は成長産業である」。
    最近よく耳にする言葉です。その証左はどこにあるのでしょうか。
    確かに、山村に移り住んだ若者たちが林業現場に入り、日本の林業が活況である……、といったニュースを目にすることが多くなりました。
    ところが、その実態は官製成長産業であり、補助金なくしては成り立たない日本の衰退産業の縮図といえます。
    補助金漬け、死傷者続出、低賃金、相次ぐ盗伐、非科学的な施策……。日本林業の現場には時代遅れで、悲惨な現状が隠されています。
    政府が推進する、地球環境のためには林業を盛り上げ、排出権取引を活発化するといった政策は本当に日本の森林について考えたものなのか。そこには不都合な真実が隠されていないのでしょうか。
    30年にわたり日本の森林、林業を取材してきた森林ジャーナリスト田中淳夫の渾身の一作です!
  • 目次

    目次
    はじめに─ 騙されるメディアと熱い思い

    第1部 絶望の林業
    1:「林業の成長産業化」は机上の空論
    2:木あまり時代が生んだ木づかい運動
    3:外材に責任押しつける逃げ口上
    4:森も林業も知らない林業家
    5:正反対の意味で使われる「間伐」
    6:木材価格は高いという神話

    第2部 失望の林業
    I.諦観の林業現場
    1:手を出せない林地がいっぱい
    2:徒労の再造林と獣害対策
    3:森を傷つける怪しげな「間伐」
    4:機械化こそ高コストの元凶
    5:騙し合いの木材取引現場
    6:事故率が15倍の労働環境
    II.残念な林業家たち
    1:改革したくない森林組合
    2:倫理なき素材生産業者
    3:素人が手がける自伐型林業
    4:林業をやめたい山主の本音
    5:ロスだらけの木材の在庫管理
    6:木悪説にハマった建築家たち
    7:見失っている木育の対象
    III.滑稽な木材商品群
    1:“見えない木”合板受容の功罪
    2:木を見せない木造建築の罠
    3:普及するのか国産材CLT
    4:セルロースナノファイバーの憂鬱
    5:再生可能なバイオマス発電
    6:ハードウッドと大径木の危機
    7:国産材を世界一安く輸出する愚
    IV.痛恨の林業政策
    1:モラルハザードを起こす補助金行政
    2:無意味な「伐期」にこだわる理由
    3:地球環境という神風の扱い方
    4:違法木材野放しのクリーンウッド法
    5:視界不良の林業教育機関
    6:実態無視の視察と欺瞞だらけの白書
    7:森の未来を見ない林政担当者

    第3部 希望の林業
    1:夢の「理想の林業」を描く
    2:吉野林業の幸福な時代
    3:森を絶やさず林業を行う恒続林
    4:投資ポートフォリオとしての林業
    5:篤林家たちの森と林業
    6:絶望の中に希望は見つかるか

    あとがき
    主な参考文献

絶望の林業(新泉社) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 0095
出版社名 新泉社
本文検索
紙の本のISBN-13 9784787719195
他の新泉社の電子書籍を探す
ファイルサイズ 52.8MB
著者名 田中 淳夫
著述名 著者

    新泉社 絶望の林業(新泉社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!