9条の戦後史(筑摩書房) [電子書籍]
    • 9条の戦後史(筑摩書房) [電子書籍]

    • ¥1,320264 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601331069

9条の戦後史(筑摩書房) [電子書籍]

価格:¥1,320(税込)
ゴールドポイント:264 ゴールドポイント(20%還元)(¥264相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:筑摩書房
公開日: 2021年05月21日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ

カテゴリランキング

こちらの商品は電子書籍版です

9条の戦後史(筑摩書房) [電子書籍] の 商品概要

  • 世界に先がけた理想として敗戦国日本にもたらされた憲法9条。だがその9条とのあいだに、私たち日本人は生きた関係を築けずにきた。原初からの問いを育てることができなかったからだ。もし9条が役に立ちうるとすれば、それを生かすのにいま、何が必要なのか――。日米安保条約締結から、改憲派・護憲派の二項対立が形成される高度成長期をへて、冷戦終結後、対米従属を深め混迷にいたる現在まで。戦後史の深層を丹念に掘り起こし、ゼロからの問いを提起する。『9条入門』の後半として書き下ろされた、著者さいごの提言。
  • 目次

    それが僕の夢だ。君らはどう思う?──「はじめに」に代えて(野口良平)/第I部 日米安保条約と憲法9条──1950年代/第1章 改憲論の登場/1 吉田茂と憲法9条/2 改憲論の創始者たち──重光、鳩山、岸/3 重光外交と「相互防衛条約」/4 「押しつけ憲法論」について──石橋と中曽根のあいだ/5 存在した脅威──安保改定とキューバ危機/第II部 安保闘争と日米安定期──1960~80年代/第2章 さまざまな護憲論/1 ユルくてずぼらな護憲論/2 丸山眞男の護憲論/3 理念的把握と国際的文脈/4 坂本義和の非武装中立論/第3章 折り返し地点──保守系ハト派の護憲型政治/1 日米安保と9条の結婚/2 吉田ドクトリンと「解釈合憲」システム/3 「護憲体制」への懐疑──清水幾太郎と江藤淳/4 森嶋通夫の「ソフトウェア国防論」/第III部 冷戦終結から日本の閉塞へ──1990年代以降/第4章 冷戦以後の日米安保/1 なぜ日本の対応は遅れるのか/2 久保卓也の「積極的平和主義」/3 「見直し」の攻防──ジョセフ・ナイ対都留重人/4 新日米安保と日本社会の変容/第5章 21世紀と凋落のはじまり/1 護憲派の安全保障論──平和基本法に欠けているもの/2 自民党の従米改憲案──なぜ戦前回帰が必要か/3 徹底従米と明治憲法復元──安倍晋三と日本会議/4 「正しさ」のゆくえ──九条の会/5 「正しさ」からの離脱──立憲デモクラシーの会、SEALDs/第6章 歴史像の改定──捨象される経験の核心/1 護憲的な歴史像の改定──和田春樹の「平和国家論」/2 アメリカ国体論──日米同盟は永遠なり/おわりに 憲法9条/使用法/1 対案について/2 2009年の蹉跌と新しい展開/3 憲法9条の使用法──私の対案/参考文献/この本の位置──「あとがき」に代えて(野口良平)

9条の戦後史(筑摩書房) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード H200
Cコード 0236
出版社名 筑摩書房
本文検索
他の筑摩書房の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784480074027
ファイルサイズ 2.5MB
著者名 加藤 典洋
著述名 著者

    筑摩書房 9条の戦後史(筑摩書房) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!