日本の地名 付・日本地名小辞典(講談社) [電子書籍]
    • 日本の地名 付・日本地名小辞典(講談社) [電子書籍]

    • ¥1,100220 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601331808

日本の地名 付・日本地名小辞典(講談社) [電子書籍]

価格:¥1,100(税込)
ゴールドポイント:220 ゴールドポイント(20%還元)(¥220相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:講談社
公開日: 2021年05月12日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

日本の地名 付・日本地名小辞典(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 地名には歴史的・文化的に貴重な価値が含まれています。日本の地名はバリエーションも多く、その起源についてもさまざまなものがあります。
    地名の成り立ちや命名の仕方について研究する地名学は、柳田國男も取り組んでいた。もともとは地理学との関係が深いが、歴史学、民俗学、言語学などのアプローチが必要でもある。
    いくつか具体的にみてみましょう。
    大和語(ツル=水流=津留など)・アイヌ語(ホロ=大=美幌など)・朝鮮語(フル=火・村=布留など)・マライ語(アゴ=真珠の首飾り=英虞など)などを起源とするケース、もともとの地名が方言によって違っているケース(タロウ=太郎・田老=巨大または小平地など)、時代の流行によっているケース(開墾が盛んだった時代は、「田代」「新開」「新田」など)がなどです。
    また、地名は発生した後に、その伝播のしかたにも特徴があります。もともとの地名が伝わっていくときに、扇状に伝わるということがあります(親不知付近では混在している「しとる」「してる」が、南では扇状にその範囲が広がる)。また、「空洞」と呼ばれる「地名のない部分」が発生したりします(たとえば中国・四国地方では、山の呼び名に「岳」を使用しないことが多い)。
    地名を研究することで、隠された歴史の痕跡を読み取ることが可能なのです。
    「文化化石」としての地名を研究する学問として、「地名学」を提唱した著者が、その集大成として刊行されたのが、本書です。
    また、本書巻末には約1000項目の「日本地名小辞典」が付いております。
    身近な地名の謎に迫るためにも好著ですし、歴史学・民俗学の補助としても役に立つ一冊です。


    【原本】
    『日本の地名 付・日本地名小辞典』(角川新書 1964年刊)

    【目次】
    はじめに
    第一章 地名学とはどんな学問か
    第二章 どうして研究したらよいか
    第三章 むずしい地名の意味をどうして解くか
        1 富士山のフジの意味
        2 「名古屋」の意味
        3 「船越」の意味
    第四章 地名にはどんなタイプがあるか
        1 語根型
        2 民族型
        3 時代型
    第五章 地名はどんな形で分布するか
        1 波紋形の分布
        2 相似関係の分布
        3 現状に境界線が集まる現象
        4 「空洞」といわれる「地名のない部分」の現象
        5 伝播する地名
        6 双子地名
    第六章 地名の発生年代は決められるか
    第七章 地名の正しい書き方
    第八章 郷土の地名の調べ方
    第九章 地名研究の参考書
    おわりに

    付録 日本地名小辞典

日本の地名 付・日本地名小辞典(講談社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード Q550
Cコード 0125
出版社名 講談社
本文検索
他の講談社の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784065231272
ファイルサイズ 22.0MB
著者名 鏡味 完二
著述名 著者

    講談社 日本の地名 付・日本地名小辞典(講談社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!