DNA origami入門 ―基礎から学ぶDNAナノ構造体の設計技法―(オーム社) [電子書籍]
    • DNA origami入門 ―基礎から学ぶDNAナノ構造体の設計技法―(オーム社) [電子書籍]

    • ¥4,730946 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601343394

DNA origami入門 ―基礎から学ぶDNAナノ構造体の設計技法―(オーム社) [電子書籍]

価格:¥4,730(税込)
ゴールドポイント:946 ゴールドポイント(20%還元)(¥946相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:オーム社
公開日: 2021年05月29日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ

カテゴリランキング

こちらの商品は電子書籍版です

DNA origami入門 ―基礎から学ぶDNAナノ構造体の設計技法―(オーム社) の 商品概要

  • 従来のものづくりの方法論を根底から変革するDNA origamiについて,一から解説した入門書。
     本書は、従来のものづくりの方法論を根底から変革するDNA origamiについて,一から解説した入門書です。
     DNA origamiは,約7,000塩基をもつ長い一本鎖DNAと膨大な短い一本鎖DNAを混ぜ合わせてさまざまな形状のナノ構造を創り出す技術で,現在最も強力な分子設計・作製手法の1つとなっています.このため,DNAナノテクノロジーにとどまらず,分子生物学や物理学,電子工学といったさまざまな分野からも注目され,多種多様な応用研究がなされています.
     本書は,DNA origamiがどのような手法で,何ができるのかについて,基本中の基本から解説したうえ,読者がPC1台さえ用意すればいますぐにでも始められるように,最もポピュラー,かつスタンダードな設計ソフトウェア“caDNAno”による実際の設計方法を順を追ってていねいにまとめています.本書1冊で,まわりに詳しい人がいなくても,本格的なDNA origamiの設計開発が始められます.
  • 目次

    第1章 構造DNAナノテクノロジーとは
    1.1 DNA分子でナノ構造体をつくる
    1.2 DNAナノテクノロジーと従来のナノテクノロジーはどこが違うのか
    1.3 ひろがるDNAナノ構造体の応用例
    1.4 DNAナノ構造体を設計・作製する流れ

    第2章 まずは素材を知ることから,二重らせんのDNA分子とは
    2.1 最初の難関,設計ソフトcaDNAnoのインストール
    2.2 最初にcaDNAnoの画面左半分を占めるスライス画面を使う
    2.3 caDNAnoの画面右半分を占めるパス画面を使ってDNAを配置
    2.4 DNAを伸ばす,縮める操作
    2.5 化学からみたDNA分子
    2.6 幾何学からみたDNA分子
    演習:DNAに関する数値

    第3章 2本のDNAをつなげた,ヌンチャク型のDNA構造を設計してみよう
    3.1 DNAの長さを測ることができる目盛
    3.2 お絵描き感覚でDNAを設計する
    3.3 一本鎖DNAと二本鎖DNAの違い?
    3.4 高分子化学からみたDNA
    演習:DNAに関する数値

    第4章 DNAでつくる十字,ホリデイジャンクション
    4.1 設計ファイルに関する基本操作
    4.2 複数本のDNAを連続してつくる
    4.3 複数のDNAを連結するクロスオーバー
    4.4 クロスオーバーがDNAを連結するとは
    4.5 caDNAnoの座標系に関する制約
    4.6 caDNAnoファイルのフォーマット
    演習:カラフルで長いジャンクション

    第5章 シンプルな構造単位,ダブルクロスオーバータイル
    5.1 caDNAnoの座標系を正しく設定しよう
    5.2 caDNAnoの便利な機能
    5.3 ダブルクロスオーバータイルのバリエーション
    5.4 DNAタイルをたくさん集めてアセンブリ
    演習:caDNAno上でタイルをアセンブリさせよう

    第6章 2次元DNA origamiの基本を学ぼう
    6.1 DNA origamiの作製原理
    6.2 業界標準の例題,台形のDNA origamiを設計しよう
    6.3 もう少し大きい長方形のDNA origamiを設計する
    6.4 DNA origamiの表面および裏面
    6.5 スキャッフォルドとステープルに関するノウハウ
    6.6 DNAの熱力学
    6.7 表面および裏面のDNA
    演習:平行四辺形のDNA origami

    第7章 DNA origamiの可視化・シミュレーションソフトウェア
    7.1 パス画面の出力
    7.2 3次元的な円筒の表示
    7.3 二重らせんのイラスト
    7.4 分子モデルの作成
    7.5 NAMDによる全原子分子動力学
    7.6 oxDNAによる粗視化分子動力学
    7.7 CanDoによる有限要素法シミュレーション
    7.8 NUPACKによる熱力学パラメータの見積もり
    演習:長方形DNAのシミュレーション

    第8章 DNA origamiの設計図を最適化しよう
    8.1 ねじれの解消
    8.2 DNA origamiのスタッキング防止
    8.3 配列の割り当て
    8.4 ステープルの最適化
    演習:星形のDNAと穴の開いたフレーム

    第9章 3次元DNA origamiへの拡張
    9.1 ヘリックスバンドル
    9.2 ヘリックスバンドルのねじれと曲げ
    9.3 基本となる三次元DNA構造,直方体
    9.4 正方格子と六方格子の違い
    9.5 材料力学からみたDNA
    9.6 インサートとスキップ
    演習:標準的な3次元DNA origami

    第10章 基本操作を駆使して設計する,DNA origamiの連結構造
    10.1 2次元DNA origami三角形
    10.2 DNA origami正方形
    10.3 3次元のDNA origami四角形
    10.4 角度をもった一般の接続
    10.5 スキャッフォルドの一筆書きの方法
    10.6 DNA origami分子の拡散係数
    演習:2次元正六角形DNA origami

    第11章 最新のDNA origamiの研究動向
    11.1 DNA origamiの箱
    11.2 曲線を用いた構造
    11.3 ワイヤーフレーム構造
    11.4 動的なDNA origami
    11.5 一本鎖タイル
    演習:開閉可能なバレル型DNA origami

    第12章 DNA origami構造の作製
    12.1 準備する試薬・試料など
    12.2 プロトコール

    第13章 DNA origami構造の観察
    13.1 原子間力顕微鏡
    13.2 観察のための試料作製
    13.3 観察で注意すべきこと

DNA origami入門 ―基礎から学ぶDNAナノ構造体の設計技法―(オーム社) の商品スペック

シリーズ名 DNA origami入門 ―基礎から学ぶDNAナノ構造体の設計技法―
発行年月日 2021/05/21
書店分類コード M505
Cコード 3045
出版社名 オーム社
他のオーム社の電子書籍を探す
本文検索
紙の本のISBN-13 9784274227134
ファイルサイズ 223.4MB
著者名 川又生吹
鈴木勇輝
村田 智
著述名

    オーム社 DNA origami入門 ―基礎から学ぶDNAナノ構造体の設計技法―(オーム社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!