大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」(講談社) [電子書籍]
    • 大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」(講談社) [電子書籍]

    • ¥1,100220 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601346884

大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」(講談社) [電子書籍]

価格:¥1,100(税込)
ゴールドポイント:220 ゴールドポイント(20%還元)(¥220相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:講談社
公開日: 2021年06月09日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ

カテゴリランキング

こちらの商品は電子書籍版です

大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」(講談社) の 商品概要

  • 人びとを救いのない業報の束縛から解放する、恩寵と救済の宗教――大乗仏教は、どのような思想的変転の中から出現したのだろうか。「さとり」と「廻向(えこう)」という大乗仏教のキーワードを軸に、その独自の論理を解明していく。
    「マーヤー夫人の処女懐胎」と「マリアの受胎告知」など、ブッダとイエスをめぐる説話に驚くべき類似がいくつも見られるのはなぜだろうか。本書はまず、仏教とユダヤ教、キリスト教など、西アジアの諸宗教の影響関係を聖典文献学から探る。なかでも、ペルシアに栄えたゾロアスター教がメシア信仰や阿弥陀仏信仰、さらに大乗仏教の成立に与えた影響に着目する。
    また、自分の積んだ善業の結果を「さとり」という超世間的なものに転換したり、自己の功徳を他人に振り向けたりする「転換の思想」すなわち「廻向」は、「業も果も本質的には空(くう)である」という「空の思想」に支えられている、という。そして、この阿弥陀仏信仰と「空の思想」を両輪として、大乗仏教は育まれたのである。
    原始仏教と他宗教を比較する広い視野から、難解な思想を平易に説き明かす。巻末解説を、チベット学の今枝由郎氏が執筆。
    『「さとり」と「廻向」――大乗仏教の成立』(講談社現代新書1983年刊、人文書院1997年刊)を改題して文庫化。
  • 目次

    はしがき
    序 心の三角形
    一 ブッダとイエス
    二 仏伝・福音書比較研究の衰微と復権
    三 西アジアとインド
    四 大乗仏教の出現
    五 廻向の宗教
    六 「空」のさとり
    [付論]仏教の終末論
    参考文献
    解説 大乗仏教の本質をつく広い視野  今枝由郎

大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」(講談社) の商品スペック

書店分類コード P540
Cコード 0115
出版社名 講談社
本文検索
他の講談社の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784065237823
ファイルサイズ 3.0MB
著者名 梶山 雄一
著述名 著者

    講談社 大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」(講談社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!