太陽と毒ぐも(文藝春秋) [電子書籍]
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太陽と毒ぐも(文藝春秋) [電子書籍]

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出版社:文藝春秋
公開日: 2021年07月07日
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こちらの商品は電子書籍版です

太陽と毒ぐも(文藝春秋) [電子書籍] の 商品概要

  • 「角田光代の隠れた傑作」といわれる、
    不完全な恋人たちの、キュートでちょっと毒のある11のラブストーリー。


    リョウちゃんは、あたしのたいせつな恋人は、
    あたしの前で口を開いた洞窟なのだ。
    そうしてあたしは未だその入り口で立ちすくみ、
    その一番奥に何があるのか見極めるための
    一歩を踏み出せないでいる。
      ──「お買いもの」より

    ハッピーエンドから始まる恋人たちの幸せな日常。
    どこにでもいるようで、でもちょっとクセのある11組の恋人たち。
    買い物依存症、風呂嫌い、万引き常習犯、迷信好き……。
    この恋愛短篇集は、極端な恋人たちを描きながらも、
    いつしか、読む者の心の奥に眠らせていた記憶を呼び覚ます。
    文句なしの面白さと怖さに震える、長年偏愛されてきた傑作です。

    「だが、だからこそ、物語が進むにつれて、そのおかしさが物悲しさへと変わっていく。
    どうして、この人は、このままで許してもらえないのだろう。
    どうして、最初は許されていたものが、許されなくなってしまうんだろう。(中略)
    相手の中の「どうしても許せない部分」が、自分の過去、コンプレックス、傷、そしてそれらに飲み込まれずに生き続けるためにまとってきたたくさんの鎧と関係していることに気づいていくのだ。
    作中で「裸んぼで暮らせたら問題なかったんだろうな」という言葉が出てくるが、この物語たちは、裸んぼではいられない、過去を、痛みを、コンプレックスを、すがるものを切り離せずに着膨れながら生きていくしかない人間のかなしみを見つめた作品なのだ」(解説より 芦沢央)

    ※この電子書籍は2007年6月に文藝春秋より刊行された文庫の新装版を底本としています。

太陽と毒ぐも(文藝春秋) [電子書籍] の商品スペック

Cコード 0193
出版社名 文藝春秋
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紙の本のISBN-13 9784167917227
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ファイルサイズ 2.0MB
著者名 角田 光代
著述名 著者

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