これでいいのか岐阜県(マイクロマガジン社) [電子書籍]
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これでいいのか岐阜県(マイクロマガジン社) [電子書籍]

価格:¥550(税込)
ゴールドポイント:110 ゴールドポイント(20%還元)(¥110相当)
フォーマット:
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出版社:マイクロマガジン社
公開日: 2021年07月18日
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こちらの商品は電子書籍版です

これでいいのか岐阜県(マイクロマガジン社) [電子書籍] の 商品概要

  •  岐阜は実にビミョーなポジションの県である。日本の中心にありながら、希薄なことこの上ない存在感。その要因はお隣・愛知(というか名古屋)の光芒が強過ぎるからだろう。中部一の大都会・名古屋の影に隠れ、まったく目立たないのだ。今や都道府県の知名度を計る基準になっている魅力度ランキングで36位。この中の下の順位もいかにも岐阜らしい。どうせならどんじりにいて逆目立ちすればいいのに、そうならないのはその存在感の希薄さゆえだ。 だが、そんなポジションに甘んじつつ、岐阜は意外としたたかだ。交通の要衝という立地と名古屋にしっかりと依存し、中京圏の一角として産業集積が進んでいる。しかも現代産業だけではなく、刃物に焼物、そして世界遺産にも認定された和紙など伝統工芸も盛んで、国内屈指のものづくり県になっているのだ。とはいえ、その旨味を享受し、発展しているのは美濃地方である。対する北の飛騨地方は開発も遅れ、のどかな田舎が広がっている。 このように南北で明らかにコントラストが違う岐阜だが、それも仕方がない。山や川で遮られているように、もともと美濃と飛騨は同じ国ではなく、文化、言葉、風習、人々の気質も違う。加えて強引にひとつの県にされてしまった因縁もあり、両者には目に見えないライバル心、はたまた羨望めいたものも存在している(お互いに無関心を装っているけどね)。 ただこの2地域のスタンスは実にもったいない。それぞれに強みも個性もあるのに、「岐阜」の名の下、ひとつにまとまれないから、それぞれの長所がそれぞれの短所を補完できず、県の飛躍を阻んでいるのだ。この「まとまれない」のが、岐阜県の残念な特徴で、美濃と飛騨の関係にとどまらず、美濃の内部もバラバラでまるで一体感がない。 本書では美濃と飛騨双方の地域性、問題点を取り上げ、岐阜県の本質を暴き出していく。岐阜県が真の南北融合を果たし、「中部の雄」として脱皮できるのか、その未来をこれから探っていくことにしよう!南北が分断している岐阜の未来はどうなる?

これでいいのか岐阜県(マイクロマガジン社) [電子書籍] の商品スペック

書名巻次 51
シリーズ名 地域批評シリーズ
発行年月日 2020/09/09
書店分類コード F206
Cコード 0195
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出版社名 マイクロマガジン社
本文検索 不可
紙の本のISBN-13 9784867160534
ファイルサイズ 80.7MB
著者名 地域批評シリーズ編集部 編集
鈴木ユータ 編集
岡島慎二 編集

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