阿蘭陀通詞(講談社) [電子書籍]
    • 阿蘭陀通詞(講談社) [電子書籍]

    • ¥1,485297 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601375200

阿蘭陀通詞(講談社) [電子書籍]

価格:¥1,485(税込)
ゴールドポイント:297 ゴールドポイント(20%還元)(¥297相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:講談社
公開日: 2021年07月14日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

阿蘭陀通詞(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 〈ことば・情報・交易を一手に担う! 江戸と西洋を繋いだ知られざる異才たち〉

    江戸時代にあって、唯一の西洋世界との窓口となった、長崎・出島。
    そこで、難解なオランダ語を身につけ、通商・外交の現場で一心に働く者たちがいた。
    彼らはどのような出自で、いかに学び、職務を務め、"西洋近代"に対峙したか。
    歴代の通詞たちの顔ぶれ、通日の語学学習と実務のディテールを、膨大な資料を博捜した著者ならではの解像度で一望。
    蘭学史研究の第一人者が、彼ら「阿蘭陀通詞」の実像を丹念に探り出す!
    江戸時代の国際交流を深く知りたいひと必携の書。

    ■本書より
     大航海の時代、波濤を乗り越えて現われた南蛮人。全く異質のヨーロッパ文化を運んできた。一転、鎖国と呼ばれた時代を迎えても、その流入は、変わることはなかった。日蘭貿易で継続されていたからである。もたらす担い手が替わっただけだったのである。しかし、「ことば」のうえでは大転換がみられたのである。
    「ことば」としては、南蛮人の用いる主としてポルトガル語から、紅毛人の使用するオランダ語への転換であった。来日の南蛮人は難解な日本語の習得に努め、布教と貿易に従事した。日本で南蛮文化の開花をみた。一転して、禁教と密貿易厳禁の政策に転換、その維持、存続のために、来日のオランダ商人には日本語の習得を許さず、替わってわが方がオランダ語の用意をしなければならなくなった。これは、当時の日本人にとっては大転換であった。
     本書では、右にみえた転換によって必要となったオランダ語の通訳官「阿蘭陀通詞」の実態追究に努めることにしたいと思っている。

    ■本書の内容
    I 阿蘭陀通詞とオランダ語
     一 実務が育てる語学
     二 南蛮から紅毛へ、語学条件の大転換
     三 阿蘭陀通詞の養成
    II 長崎の阿蘭陀通詞
     一 通詞採用の任命と辞令
     二 職階と役料
     三 職務と加役
     四 通詞会所と通詞部屋
     五 異国船と通詞
    III 江戸の阿蘭陀通詞
     一 江戸番通詞の参府御用
     二 参府休年出府通詞の参府御用・
     三 天文台詰通詞の御用と私用
     四 江戸からの出張通詞
    IV 多才で多彩な阿蘭陀通詞たち


    ※本書の原本は、2016年に『江戸時代の通訳官 阿蘭陀通詞の語学と実務』として吉川弘文館より刊行されました。

阿蘭陀通詞(講談社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード Q090
Cコード 0121
出版社名 講談社
本文検索 不可
他の講談社の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784065226810
ファイルサイズ 267.2MB
著者名 片桐 一男
著述名 著者

    講談社 阿蘭陀通詞(講談社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!