心がめあて(左右社) [電子書籍]
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心がめあて(左右社) [電子書籍]

価格:¥1,980(税込)
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フォーマット:
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出版社:左右社
公開日: 2021年08月10日
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こちらの商品は電子書籍版です

心がめあて(左右社) [電子書籍] の 商品概要

  • 掴めないはずの感覚を捉えた瞬間の心地良さ。
    それが集積して立ち上がる日常をとても愛おしく感じました。―又吉直樹

    第一歌集『夜にあやまってくれ』で鮮烈なデビューを果たした著者、待望の第二歌集。
    わたしとあなた。心と躰。
    繋がっては離れ、私たちは、世界をひらく鍵を探しつづけている。
    2016年以降に詠まれた短歌のうち、『短歌ください』掲載作を含む297首を収録。

    思い出は増えるというより重なってどのドアもどの鍵でも開く

    生体認証。指紋や眼球や顔が暗号になるように、歌を作ることで入れる世界がある。歌を詠み、歌に詠まれた心身は、そこでは鍵の役目を果たしてきた。自らの欠片を差し出すことで、ドアをこじ開けてきたのだ。でも、少し醒めた時には、こんな風にも考えてしまう。はたして、世界は世界の方で、そんなわたしの押し付けがましい断片を望んでいるのだろうか、と。
    心許なく、世界に問いかける。わたしのなにがめあてですか? この歌集におさめた歌は、そんな世界との相聞の苦闘の跡だ。
    ──「あとがき」より

    〈収録短歌より〉
    白ければ雪、透明なら雨と呼ぶ わからなければそれは涙だ
    君は手の銀貨を天然水に変えその水はすぐ人間になる
    文字のない世界に降っていた雪よこれからつく嘘にフォントあれ
    またここにふたりで来ようと言うときのここというのは、時間のこと
    ライターのどこかに炎は隠されて君は何回でも見つけ出す

    目次
    I
    ここにいるしか
    かくまう
    完璧なバタフライ
    書かれることのなかった手紙
    メロンパンの概念の初期化
    丸ノ内線ですか
    ちょっと違う

    II
    不思議に思わない
    滲み込むようにできている
    雪かと思った
    見たこともない色
    明日には明日のニュース

    III
    裸より寒い
    夜ごとのフルーツバスケット
    別々の歩道橋から
    飛び続ければ
    心がめあて
    偽善者になるには一日は短い
    失うのとは違う

    あとがき
  • 目次

    目次
    I
    ここにいるしか
    かくまう
    完璧なバタフライ
    書かれることのなかった手紙
    メロンパンの概念の初期化
    丸ノ内線ですか
    ちょっと違う

    II
    不思議に思わない
    滲み込むようにできている
    雪かと思った
    見たこともない色
    明日には明日のニュース

    III
    裸より寒い
    夜ごとのフルーツバスケット
    別々の歩道橋から
    飛び続ければ
    心がめあて
    偽善者になるには一日は短い
    失うのとは違う

    あとがき

心がめあて(左右社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード U830
Cコード 0092
出版社名 左右社
本文検索 不可
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紙の本のISBN-13 9784865280388
ファイルサイズ 14.7MB
著者名 鈴木 晴香
著述名 著者

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