関東大震災「虐殺否定」の真相 ──ハーバード大学教授の論拠を検証する(筑摩書房) [電子書籍]
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関東大震災「虐殺否定」の真相 ──ハーバード大学教授の論拠を検証する(筑摩書房) [電子書籍]

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出版社:筑摩書房
公開日: 2021年08月20日
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関東大震災「虐殺否定」の真相 ──ハーバード大学教授の論拠を検証する(筑摩書房) の 商品概要

  • 「関東大震災における朝鮮人虐殺はなかった/少なかった」「正当な自衛行為だった」。学術的には顧みられることがなかったこのような「虐殺否定」論が論文となり、ケンブリッジ大学出版局刊行の書籍に収録される予定があった。執筆者はハーバード大学教授。論文を読み進めてみると、主張の根拠とされているのは当時の日本の新聞だった。震災直後の混乱のなかで紙面に躍ったフェイクニュースは、なぜ、どのように生まれたのか。長年新聞社に勤めた著者が、報道の責任を総括する。
  • 目次

    はじめに/第一章 ラムザイヤー教授の論文を読む/1 治安という正常財/論文の要旨/治安サービスを考える枠組み/関東大震災における民間の治安維持/新聞報道を論拠に/2 朝鮮人犯罪の検討/朝鮮人による犯罪規模の推定/報道から公的文書まで/虐殺された人数/扇情主義の新聞/推計をめぐる問題/「二人より多く一万人よりは少ない」/結論「四〇〇人より多く五一〇〇人より少ない」/3 戦後日本の警備産業/戦後の朝鮮人による暴動を強調/民間警備産業の発展/明白な力点/第二章 論拠の資料を確認する/1 犯罪はなかったとする資料/二〇〇八年中央防災会議の報告書/朝鮮人の犯罪だと認められたものはない/2 ラムザイヤー教授が論拠とする資料/朝鮮総督府の資料/弱い根拠/「放火は一件もなかった」/第三章 論拠の新聞記事を読む/1 「朝鮮人の暴徒」報道/早川東朝社員甲府特電/なぜ記事になったのか/軍の電文をそのまま報道/九月四日時点の報道/2 碓氷峠の爆弾テロ計画/九月四日名古屋新聞/鉄道が情報源に/(長野)の意味すること/鉄道周辺の環境/記事が生まれた背景/第四章 一〇月二〇日前後の新聞記事/1 朝鮮人にかかわる報道解禁/箇条書きで二三の犯罪/二段階の報道解禁/治安当局は流言と認識/本格化した自警団の摘発/2 市民の反応/憲法学者上杉慎吉の批判/社説に見える新聞の苦渋/黒龍会による「自衛」という主張/3 政府の圧力で生まれた虚報/一〇月二〇日の号外/外交問題に発展/朴烈事件の不思議な号外/九州日報の報道/関東自警同盟による自警団擁護/『誤報とその責任』/第五章 東京大学新聞研究所の研究/1 戦後の研究/改訂された論文/定量的な分析/群を抜いて多い河北新報/「朝鮮人が暴行」が四三・九%/2 引用された河北新報記事/避難民の体験談/「不穏記号」とされた目印/燃え立つ復讐心/山県有朋首相の邸宅/3 報道が増えた理由/そろっていた条件/第二師団の動き/高くなかった社会の関心/第六章 虐殺はなぜ起きたのか/1 虐殺の実像/軍や警察から奪って殺害/「あんな惨ごいのは始めてだ」/精神異常が原因なのか/流言の何に怖れたのか/各地で奪われた武器/2 帰還兵たちの経験/体験を封じ込める仕組み/震災一周年/「虐殺否定」論の正体/おわりに/参考文献

関東大震災「虐殺否定」の真相 ──ハーバード大学教授の論拠を検証する(筑摩書房) の商品スペック

書店分類コード Q120
Cコード 0221
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480074195
ファイルサイズ 12.9MB
著者名 渡辺 延志
著述名 著者

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