北方領土交渉史(筑摩書房) [電子書籍]
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北方領土交渉史(筑摩書房) [電子書籍]

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出版社:筑摩書房
公開日: 2021年09月17日
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北方領土交渉史(筑摩書房) [電子書籍] の 商品概要

  • 雪解けが近づいたこともあった。しかし現在、ロシアとの交渉には冷たい氷の壁が立ちふさがり、「固有の領土」はまた遠ざかってしまった。戦後、歴代総理や官僚たちが使命感のために、政治的レガシーのために、あるいは野心や功名心に突き動かされて、この困難に挑み続けてきた。そして、ゆっくりとであっても前進していた交渉は、安倍対露外交で明らかに後退してしまったのだ。その舞台裏で何が起こっていたのか。国家の根幹をなす北方領土問題を、当時のインサイダー情報も交えて子細に辿りながら、外交交渉の要諦を抽出する。
  • 目次

    はじめに/天地人/三層構造/四つの視点/プロローグ プーチンとの〈虚ろな約束〉/口頭確認の罠/進言を無視した安倍/日露解釈ギャップ/外交と「文書」/第一章 歴史の「忘却」──宿命の対米依存/第一節 対ソ外交の原点/政と官の権力闘争/鳩山の信念「領土より人命」/鳩山外交の指南役・杉原荒太/戦後処理の段階的解決論/党人派・河野の貢献/第二節 第一の大波──官僚派対党人派の外交対立/ドムニツキー書簡──ドラマの幕開け/ダレス覚書──米国ファクターの出現/訓令一六号──日ソ交渉の下準備/鳩山・重光の溝/第三節 官僚政治家・重光葵の対ソ外交/交渉全権人事──重光の意図/「二島返還論」含む三段階案/マリクの囁き──松本全権、一瞬の期待/握りつぶされた「二島論」/第四節 自民党結党と対ソ外交/重光訪米の奇妙な旅/重光訪ソ──豹変と挫折/豹変の謎を解析する/杉原は重光をどう見ていたか/第二章 政治家の野望と北方領土/第一節 中曽根対ソ外交/ゴルバチョフとの初会談/政治家の野心をめぐる「鞘当て」/在野のブレーンを活用/プリマコフの牽制球「二島返還論」/第二節 安倍晋太郎の野望/外務官僚への五項目指示/安倍・中曽根の鞘当て/外相・安倍外し/第三節 闘論・中曽根対ゴルバチョフ/元老外交始動/ゴルバチョフのロジック/「新思考外交」のほのかな香り/中曽根の誤算/第四節 悲運のニューリーダー/安倍晋太郎の発病/「英知をもって解決しよう」/安倍「バックチャンネル外交」/幻の「二島返還・中間協定」案/安倍の死と、揺らぐゴルバチョフ政権/第三章 もう一つの「バックチャンネル外交」/第一節 ペレストロイカの風──対日「新思考外交」/ベルリンの壁崩壊直後に来日した男/ヤコブレフ「第三の道」発言の波紋/小沢の対ソ連アクセス・ライン/衆議院地下の理髪店──小沢の安倍配慮/外務省の安倍サポート/第二節 小沢訪ソの期待と誤算/ソ連の軸足は小沢に/動き出した「小沢訪ソ計画」/「新思考外交」の敗北/小沢、訪ソを決行/第三節 小沢・ゴルバチョフ会談の顛末/機能しなかった「バックチャンネル」/再会談でも「ゼロ回答」/力を失ったゴルバチョフ/ゴルバチョフを遮る“地雷”/第四章 外務省主導の原点・変化・分裂/第一節 北方領土が最も近づいた日/ボリス・エリツィンの対日外交観/コズイレフ秘密提案/〈リーガル・マインド型〉外務官僚主導/第二節 「法と正義」志向の領土交渉/橋本龍太郎の政治主導/橋本対露外交始動/対露三原則「相互利益」「信頼」「長期的視点」/クラスノヤルスク合意の成果/的中した丹波の懸念/第三節 外務省ロシア・スクール盛衰史/「ロシア人に心の施錠を解いてはならぬ」/「ロシア・スクール」の系譜/エース丹波、ロシアとの因縁/ほか

北方領土交渉史(筑摩書房) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード G040
Cコード 0231
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480074188
ファイルサイズ 3.4MB
著者名 鈴木 美勝
著述名 著者

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