「人それぞれ」がさみしい ――「やさしく・冷たい」人間関係を考える(筑摩書房) [電子書籍]
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「人それぞれ」がさみしい ――「やさしく・冷たい」人間関係を考える(筑摩書房) [電子書籍]

価格:¥825(税込)
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出版社:筑摩書房
公開日: 2022年01月21日
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「人それぞれ」がさみしい ――「やさしく・冷たい」人間関係を考える(筑摩書房) の 商品概要

  • 人づきあいをしなくても回る社会ができあがっていった中で、不安定なつながりを維持するべく変化したコミュニケーション、それでも「人それぞれ」では片付けられない問題、引き起こされる分断と対立を見ていくとともに、「人それぞれ」のその先を模索する。
  • 目次

    はじめに/第一章 「人それぞれ」が成立する社会の条件/1 「個人化」が進んだ社会/自由にいろいろなことをできるようになった社会/個人化と「人それぞれ」/2 「一人」になる条件1:物の豊かさの獲得/集団的な社会/経済成長とモノの充実/商品・サービスと社会保障にゆだねられた生活維持/3 「一人」になる条件2:個人を重視する思想/人権思想と自由主義/個性と多様性の尊重/失われた「定番のライフコース」/個人化と「人それぞれの社会」/4 「個を尊重する社会」と「人それぞれの社会」/現代は「個を尊重する社会」なのか?/相手を否定しない技法の発達/「人それぞれ」が重宝される若者の友人関係/気を遣い合い、対立を回避しようとする社会/第二章 「人それぞれ」のなかで遠のいていく本音/1 ある会話から/2 気楽さと不安の狭間で/無理して人と付き合わなくてよい気楽さ/つながりに注ぎ込む「感情」/感情に補強された不安定なつながり/3 重宝される「人それぞれ」のコミュニケーション/「人それぞれ」と解釈することで対立を回避/「多少自分の意見をまげても、友人と争うのは避けたい」/4 遠のく「身近な人」たちと、漠然とした寂しさ/受け入れつつ突き放す「人それぞれ」/高まる孤立の不安/寂しい日本人/5 生身の人から幻想の友人へ/ケンカをしてしまうと友情が修復できない/「友情の物語」幻想/寂しさの解消/第三章 「人それぞれ」では片付けられない問題/1 「それぞれ」にはならない「人それぞれ」/ある親子の会話/友だちの進路の話/2 「多様な選択」の落とし穴/それぞれの選択を認める社会の受け皿/自由な選択はよいことなのか/「社会的ジレンマ」の発生/3 「人それぞれの社会」のもどかしさ/自分一人だけでは叶えられない望み/対話と調整を要する時代/逃れられない他者の影響/4 「人それぞれ」が広げる社会の格差/選択の結果や条件は必ずしも平等ではない/人びとの結婚願望はあまり変わっていない/生涯未婚率に見る「人それぞれ」の結末/5 不平等を見過ごす冷たい社会/孤独・孤立を問題視するのは「余計なお世話」?/華麗な業績をあげた人が執筆する孤独・孤立推奨言説/「コスパ」化する人間関係/「人それぞれの社会」の厳しさ/第四章 萎縮を生み出す「人それぞれ」/1 ハラスメントと炎上騒動/ほか

「人それぞれ」がさみしい ――「やさしく・冷たい」人間関係を考える(筑摩書房) の商品スペック

書店分類コード P310
Cコード 0236
出版社名 筑摩書房
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紙の本のISBN-13 9784480684172
ファイルサイズ 2.5MB
著者名 石田 光規
著述名 著者

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