日本妖怪異聞録(講談社) [電子書籍]
    • 日本妖怪異聞録(講談社) [電子書籍]

    • ¥990198 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601525386

日本妖怪異聞録(講談社) [電子書籍]

価格:¥990(税込)
ゴールドポイント:198 ゴールドポイント(20%還元)(¥198相当)
フォーマット:
専用電子書籍リーダアプリ「Doly」が必要です。無料ダウンロード
出版社:講談社
公開日: 2022年01月21日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

日本妖怪異聞録(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 妖怪に秘められた敗者たちの怨み声を聞く。
    大江山の酒呑童子、那須野の妖狐・玉藻前、是害坊天狗、大魔王・崇徳上皇……

    妖怪は山ではなく、人の心に棲息している。妖怪とは幻想である。そして、自分たちの否定的分身である。国家権力に滅ぼされた土着の神や人々の哀しみ、怨み、影、敵が形象化されたものである。
    酒呑童子、玉藻前、是害坊天狗、崇徳上皇、紅葉、つくも神、大嶽丸、橋姫。日本妖怪変化史に燦然と輝く鬼神・妖怪たちに託されたこの国の文化史の闇を読み解く。

    酒呑童子は山の神や水の神と深いつながりを持っている。彼ら鬼たちは龍神=大蛇=雷神のイメージと重ね合わされており、酒呑童子が大酒飲みと描かれているのは、近江誕生説にしたがえば、彼がヤマタノオロチ=伊吹大明神の血を引く異常な「人間」であったからである。酒呑童子は仏教によって、もともと棲んでいた山を追われてしまう。それは山の神が仏教に制圧されたプロセスと同じであろう。(中略)酒呑童子の物語から、土着の神や人びとの哀しい叫び声が聞こえてくる。征服者への怨み声が……そしてその声は、自然それ自体が征服されていく悲鳴であるのかもしれない。――<「第一章 大江山の酒呑童子」より>
  • 目次

    第1章 大江山の酒呑童子
    第2章 妖狐 玉藻前
    第3章 是害坊天狗
    第4章 日本の大魔王 崇徳上皇
    第5章 鬼女 紅葉
    第6章 つくも神
    第7章 鈴鹿山の大嶽丸
    第8章 宇治の橋姫

日本妖怪異聞録(講談社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード F713
Cコード 0139
出版社名 講談社
本文検索
他の講談社の電子書籍を探す
紙の本のISBN-13 9784061598300
ファイルサイズ 25.7MB
著者名 小松 和彦
著述名 著者

    講談社 日本妖怪異聞録(講談社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!