宋代司法制度研究(講談社) [電子書籍]
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宋代司法制度研究(講談社) [電子書籍]

梅原郁(著者)
価格:¥17,215(税込)
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出版社:講談社
公開日: 2022年02月25日
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宋代司法制度研究(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 【内容紹介・目次・著者略歴】
    中国社会は宋代に入り急激に新しい展開をとげる。法制の面でも、唐代高度に発達した律令とて、新しい現実に適応するため様々な変更を余儀なくされた。本書は、唐以前および元以降の歴史を踏まえつつ、宋代三百年の司法官制の全体を、現存史料に即し、詳細に描き出した第一級の学術書。唐宋変革の問題に正面から立ち向かうとともに、無意識に陥りがちな西洋近代の法観念または現代的法感覚の類推による理解から脱却する必要性を強調、前近代中国の法に固有な性格を浮き彫りにする。また、昨今失われつつある基礎知識の伝承をも試み、若手研究者にも多くの示唆を与えるにちがいない。日本学士院賞受賞。

    【目次より】
    弁言
    第一部 宋代の司法制度
    第一章 地方の司法行政(一) 県
    第二章 地方の司法行政(二) 府州
    第三章 地方の司法行政(三) 路
    第四章 国都開封府の司法問題
    第五章 中央政府の司法制度(一) 刑部と大理寺
    第六章 中央政府の司法制度(二) 御史台と司法問題
    第七章 宋代の法官と試法
    第二部 宋代法制の諸問題
    第一章 宋代官員の処罰 刑は大夫に上らず
    第二章 罰俸制度の展開旧中国における懲戒
    第三章 宋代の贖銅と罰銅 官員懲戒のひとこま
    第四章 公罪・私罪の一考察 宋代の事例を中心として
    第五章 唐宋時代の法典編纂 律令格式と勅令格式
    あとがき
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    梅原 郁
    1934~ 2020年。東洋史学者。京都大学名誉教授。京都大学文学部史学科東洋史学卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。専門は、中国史、宋代史。
    著書に、『文天祥「中国人物叢書」』『図説 中国の歴史 5 宋王朝と新文化』『宋代官僚制度研究』『中国の群雄8 亡国の皇帝』(共著)『皇帝政治と中国』『宋代司法制度研究』など、
    訳書に、沈括『夢渓筆談(全3巻)』孟元老『東京夢華録 宋代の都市と生活』(共訳注)『名公書判清明集』朱熹『宋名臣言行録』班固『漢書食貨・地理・溝洫志』(共訳注)呉自牧『夢粱録 南宋臨安繁盛記(全3巻)』2000『訳注 中国近世刑法志(上下)』などがある。
  • 目次

    目次
    弁言
    第一部 宋代の司法制度
    第一章 地方の司法行政(一) 県
    1 県尉の諸問題
    2 弓手 県尉の部下たち
    3 県における司法問題
    4 獄とその周辺
    第二章 地方の司法行政(二) 府州
    1 その沿革
    2 司寇参軍から司理参軍へ
    3 録事参軍と州院
    4 宋代の司法参軍
    5 地方州県と民事告訴 『清明集』を中心に
    6 越訴
    7 健訟をめぐって
    第三章 地方の司法行政(三) 路
    1 路について
    2 提点刑獄司と司法
    3 奏裁案とその周辺
    4 提点刑獄の職階
    5 提刑の職務範囲 捕盗その他
    6 結びにかえて
    第四章 国都開封府の司法問題
    1 北宋開封府の司法官制
    2 軍巡院の周辺
    3 開封府の司法責任者
    4 開封の廂制
    5 糾察在京刑獄司
    6 結びにかえて 北宋開封の司法案
    第五章 中央政府の司法制度(一) 刑部と大理寺
    1 大理寺の沿革
    2 隋唐時代の大理寺
    3 五代から宋初の大理寺
    4 刑部の沿革
    5 北宋前半の中央法司 審刑院と大理寺
    6 刑部と大辟
    7 結びにかえて 元豊改革以後の中央法司
    第六章 中央政府の司法制度(二) 御史台と司法問題
    1 宋代の御史台
    2 御史台の獄
    3 監司の推勘
    4 詔獄の諸問題
    5 御史台の変貌
    第七章 宋代の法官と試法
    1 宋代の法官
    2 法官採用の諸問題
    3 宋代の「試法」
    4 銓選と試法
    5 宋代法官の群像
    第二部 宋代法制の諸問題
    第一章 宋代官員の処罰 刑は大夫に上らず
    はじめに
    1 唐から宋へ
    2 免官と免所居官
    3 死罪の減免
    4 新しい時代の処罰
    5 分司と居住
    6 赦文と叙復
    おわりに
    第二章 罰俸制度の展開旧中国における懲戒
    はじめに
    1 唐宋罰俸の問題点
    2 罰直をめぐって
    3 唐代罰俸の諸相
    4 宋元時代の罰俸
    5 完成期の罰俸制度
    第三章 宋代の贖銅と罰銅 官員懲戒のひとこま
    1 宋代官員の贖罪
    2 贖銅と罰銅
    3 宋代贖金の諸相 職務上の場合
    4 宋代贖金の諸相 官員個人の場合
    5 贖銅のひろがり
    おわりに 贖銅と罰俸
    第四章 公罪・私罪の一考察 宋代の事例を中心として
    はじめに
    1 律の公罪・私罪
    2 公罪・私罪と贓罪
    3 宋代公罪・私罪の諸相
    おわりに
    第五章 唐宋時代の法典編纂 律令格式と勅令格式
    1 律令格式 唐代
    2 唐代の法典編纂
    3 刑統の成立
    4 宋初の編勅
    5 編勅の構造と変遷
    6 勅令格式 宋代
    7 勅令所をめぐって
    おわりに
    あとがき

宋代司法制度研究(講談社) [電子書籍] の商品スペック

出版社名 講談社
紙の本のISBN-13 9784065255865
ファイルサイズ 439.0MB
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