アリストテレス政治哲学の重層性(講談社) [電子書籍]
    • アリストテレス政治哲学の重層性(講談社) [電子書籍]

    • ¥9,4051,881 ゴールドポイント(20%還元)
    • すぐ読めます
100000086601551902

アリストテレス政治哲学の重層性(講談社) [電子書籍]

荒木勝(著者)
価格:¥9,405(税込)
ゴールドポイント:1,881 ゴールドポイント(20%還元)(¥1,881相当)
出版社:講談社
公開日: 2022年02月25日
すぐ読めます。
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:電子書籍リーダーアプリ「Doly」専用コンテンツ
こちらの商品は電子書籍版です

アリストテレス政治哲学の重層性(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  • 【内容紹介・目次・著者略歴】
    前4Cの古代ギリシア哲学の巨人は、自然学、論理学、形而上学そして政治学についても物した。その著作の深い洞察を改めて読み解く。

    【目次より】
    はじめに
    序章 アリストテレス政治哲学研究の諸前提 伝記的素描、『政治学』の構成、研究の方法
    一 伝記的素描 二 『政治学』の構成 三 研究の方法 分節・統合的言分析
    第一章 「統治(アルケー)」の二重性 E・バーカー、H・アレントの「アルケー(統治)」理解との対比において
    一 はじめに 二 E・バーカーのアリストテレス理解 三 H・アレントのアルケー理解 四 アリストテレスにおけるアルケー把握 五 結びにかえて
    第二章 「公的なるもの(ト・コイノン)」の重層性
    一 問題の所在 二 「コイノン」の用例の検討 三 国家と家 四 市民規定の二重性 五 結びにかえて
    第三章 「正(ディカイオン)」の重層性
    一 問題の所在 二 訳語の問題 三 「正」の構造 タクシス(整序づけ)論の視角から 四 「正」の構造 エートス論の視角から 五 「正」の二重性 倫理学から政治学へ 六 拡張的転用としてのディカイオン 奴隷に対して 七 結びにかえて
    第四章 所有論の位相
    一 問題の所在 二 所有、富、規定の二重性 三 財産の獲得をめぐる方法の二重性 四 蓄財術への実用的対応 五 理想的国家体制における所有の原理 六 結びにかえて いわゆる人間中心主義をめぐって
    第五章 知慮(フロネーシス)の重層性
    一 問題の所在 二 『政治学』における知慮(フロネーシス)、観想知(テオーリアー)、直知(ヌース) 三 『政治学』『ニコマコス倫理学』における哲学と政治 四 直知(ヌース)の四つの位相 五 知慮の構造 六 知慮の定義と知慮が働く場 七 実践概念の新たな地平 八 結びにかえて
    第六章 国家論の構造
    一 問題の所在 二 いわゆる自然的国家論について 三 アリストテレスにおける国家の定義 四 現実的国家体制論 五 理想的国家体制論 六 結びにかえて
    第七章 アリストテレス政治学における国内的・国際的秩序観について
    一 序 二つのアリストテレス観 二 アリストテレス政治学における秩序 三 アリストテレス政治学における個人と共同 四 アリストテレスにおける国家 五 アリストテレス政治学における国際的秩序観 六 結びにかえて
    終章 展望あるいはアリストテレス政治哲学の現代的意義
    一 直知論 二 意志論と感性論 三 音楽教育論と直知
    補論一 アリストテレス政治学における「コイノーニアー 」と家と王の統治
    補論二 アリストテレス政治学の基本用語「ポリーテウマ」について

    あとがき
    文献一覧
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

    荒木 勝
    1949年生まれ。岡山大学副学長。専門は、西洋政治史。名古屋大学法学部卒業、名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。国際基督教大学博士(学術)取得。
    著書に、『アリストテレス政治哲学の重層性』『現代公共政策のフロンティア』『ポーランド年代記と国家伝承』など、
    訳書に、アリストテレス『政治学』『匿名のガル年代記―中世ポーランドの年代記』などがある。
  • 目次

    はじめに
    序章 アリストテレス政治哲学研究の諸前提 伝記的素描、『政治学』の構成、研究の方法
    一 伝記的素描
    二 『政治学』の構成
    三 研究の方法 分節・統合的言分析
    第一章 「統治(アルケー arkhe)」の二重性 E・バーカー、H・アレントの「アルケー(統治)」理解との対比において
    一 はじめに
    二 E・バーカーのアリストテレス理解
    三 H・アレントのアルケー理解
    四 アリストテレスにおけるアルケー把握
    五 結びにかえて
    第二章 「公的なるもの(ト・コイノン to koin0n)」の重層性
    一 問題の所在
    二 「コイノン」の用例の検討
    三 国家と家
    四 市民規定の二重性
    五 結びにかえて
    第三章 「正(ディカイオン dikaion)」の重層性
    一 問題の所在
    二 訳語の問題
    三 「正」の構造 タクシス taxis(整序づけ)論の視角から
    四 「正」の構造 エートス論の視角から
    五 「正」の二重性 倫理学から政治学へ
    六 拡張的転用としてのディカイオン 奴隷に対して
    七 結びにかえて
    第四章 所有論の位相
    一 問題の所在
    二 所有、富、規定の二重性
    三 財産の獲得をめぐる方法の二重性
    四 蓄財術への実用的対応
    五 理想的国家体制における所有の原理
    六 結びにかえて いわゆる人間中心主義をめぐって
    第五章 知慮(フロネーシス phronesis)の重層性
    一 問題の所在
    二 『政治学』における知慮(フロネーシス)、観想知(テオーリアー)、直知(ヌース)
    三 『政治学』『ニコマコス倫理学』における哲学と政治
    四 直知(ヌース)の四つの位相
    五 知慮の構造
    六 知慮の定義と知慮が働く場
    七 実践概念の新たな地平
    八 結びにかえて
    第六章 国家論の構造
    一 問題の所在
    二 いわゆる自然的国家論について
    三 アリストテレスにおける国家の定義
    四 現実的国家体制論
    五 理想的国家体制論
    六 結びにかえて
    第七章 アリストテレス政治学における国内的・国際的秩序観について
    一 序 二つのアリストテレス観
    二 アリストテレス政治学における秩序
    三 アリストテレス政治学における個人と共同
    四 アリストテレスにおける国家
    五 アリストテレス政治学における国際的秩序観
    六 結びにかえて
    終章 展望あるいはアリストテレス政治哲学の現代的意義
    一 直知論
    二 意志論と感性論
    三 音楽教育論と直知
    補論一 アリストテレス政治学における「コイノーニアー koinonia」と家と王の統治
    補論二 アリストテレス政治学の基本用語「ポリーテウマ politeuma」について

    あとがき
    文献一覧

アリストテレス政治哲学の重層性(講談社) [電子書籍] の商品スペック

出版社名 講談社
本文検索 不可
紙の本のISBN-13 9784065253878
他の講談社の電子書籍を探す
ファイルサイズ 206.0MB
著者名 荒木勝
著述名 著者

    講談社 アリストテレス政治哲学の重層性(講談社) [電子書籍] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!