〈世界史〉の哲学 1 古代篇(講談社) [電子書籍]
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〈世界史〉の哲学 1 古代篇(講談社) [電子書籍]

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出版社:講談社
公開日: 2022年04月08日
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〈世界史〉の哲学 1 古代篇(講談社) [電子書籍] の 商品概要

  •  シリーズの最初の巻「古代篇」では、〈世界史〉の中のミステリー中のミステリー、イエス・ キリストの殺害が、中心的な主題となる。もし、〈世界史〉の中で、われわれの現在に最も大きな影響を残した、たった一つの出来事を選ぶことが求められれば、誰もが、迷うことなく、イエス・キリストの十字架上の死を挙げることになるだろう。
     どうして、イエス・キリストは殺されたのか? どうして、たった一人の男の死が、これほどまでに深く、広い帰結をもたらすことになったのか? われわれの現在を、社会学的な基礎において捉えるならば、それは「近代社会」として規定されることになる。近代化とは、細部を削ぎ落として言ってしまえば、西洋出自の概念や制度がグローバル・スタンダードになった時代である。その「西洋」の文明的なアイデンティティは、キリスト教にこそある。とすれば、キリストの死の残響は、二千年後の現在でも、まったく衰えることなく届いていることになる。キリストの死は、どうして、これほどの衝撃力をもったのだろうか?
     イエス・キリストは、わけのわからない罪状によって処刑された。その死は、今日のわれわれのあり方を深く規定している。必ずしもクリスチャンではないものも含めて、その死の影響の下にある。どうしてこんなことになったのか?……
    (「まえがき」より)
  • 目次

     まえがき
     第1章 普遍性をめぐる問い
     第2章 神=人の殺害
     第3章 救済としての苦難
     第4章 人の子は来たれり
     第5章 悪魔としてのキリスト
     第6章 ともにいて苦悩する神
     第7章 これは悲劇か、喜劇か
     第8章 もうひとつの刑死
     第9章 民主主義の挫折と哲学の始まり
     第10章 観の宗教
     第11章 闘いとしての神
     第12章 予言からパレーシアへ
     第13章 調和の生と獣のごとき生
     第14章 ホモ・サケルの二つの形象
     文庫版あとがき

〈世界史〉の哲学 1 古代篇(講談社) [電子書籍] の商品スペック

シリーズ名 〈世界史〉の哲学
書店分類コード P020
Cコード 0110
出版社名 講談社
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紙の本のISBN-13 9784065276839
ファイルサイズ 2.1MB
著者名 大澤 真幸
著述名 著者

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