空間と統治の社会学(青弓社) [電子書籍]
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空間と統治の社会学(青弓社) [電子書籍]

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出版社:青弓社
公開日: 2021年10月28日
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空間と統治の社会学(青弓社) [電子書籍] の 商品概要

  • 1990年代以降、バブル経済の崩壊とリーマンショックに象徴される経済的な危機や社会的な停滞のなか、都市空間や住居空間はどのように変容して、私たちはそのなかでどのような経験をしてきたのか。また、それを支えるテクノロジーは、私たちの身体にどのような影響を与えているのか。

    開発と金融資本の結び付きや東京の再開発をたどることで「空間の動産化」を浮き彫りにして、集住空間のセキュリティやスマートシティの事例から住空間と統治のテクノロジーの関係を分析する。加えて、郊外の現在のありようやコロナ禍でのステイホームから、住まう空間が私たちに何を経験させているのかを明らかにする。

    アンリ・ルフェーブルやミシェル・フーコーの議論を補助線にしながら、1990年代から現在までの空間の変容を具体的な事例からひもとき、流動性や利便性を求める空間の「不自由さ」を批判的に検証する。
  • 目次

    序 章 「空間の不自由」を問うということ

    第1章 新自由主義と空間の暴力――金融資本と空間の接合
     1 サブプライムローン問題と住宅という財
     2 都市空間の変貌
     3 空間開発と金融資本
     4 公共空間の市場化と社会的所有の放棄

    第2章 都市空間の変容のなかのオリンピック――再開発のなかの建築と空間
     1 書き換えられる都市空間
     2 フローの空間としての東京――首都高と経済空間への書き換え
     3 フローの空間としての都市――新自由主義化する空間
     4 二〇二〇年オリンピックの空間

    第3章 囲われる空間のパラドックス
     1 生活を囲い込むこと
     2 集住空間のセキュリティ
     3 測定される安全/危険
     4 象徴暴力とコミュニティ
     5 逆説的な安全な空間

    第4章 スマートシティと生政治――パブリック―プライベートの産業から住むことの統治に向けて
     1 スマートシティと空間――テクノロジーは何を対象にするのか
     2 産業としてのスマートシティ
     3 生政治としてのスマートシティ

    第5章 郊外空間の反転した世界――『空中庭園』と住空間の経験
     1 表象としての住宅
     2 郊外と「住まわせる論理」
     3 郊外または反転した世界
     4 性愛の空間としての郊外

    終 章 新型コロナ禍と「ホーム」という場所――カフカ「巣穴」を読む
     1 コロナ禍と権力の問題
     2 カフカ「巣穴」とホーム

    あとがき

空間と統治の社会学(青弓社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード F600
Cコード 0036
出版社名 青弓社
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紙の本のISBN-13 9784787234988
ファイルサイズ 6.2MB
著者名 佐幸 信介
著述名 著者

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