男性育休の困難(青弓社) [電子書籍]
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男性育休の困難(青弓社) [電子書籍]

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出版社:青弓社
公開日: 2021年12月04日
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男性育休の困難(青弓社) [電子書籍] の 商品概要

  • 育児休業制度が整備されているにもかかわらず、育休を取得する男性はほかの社員から冗談やからかい、あるいは仕事を盾に「休むこと」を批判される。なぜ仕事を優先することが正当化され、男性育休は職場の「逸脱」と見なされるのか。

    本書に登場するのは、育児休業を取得した男性社員だけでなく、長時間労働の経験をもつ男性社員や女性社員たちである。

    男性が育休取得の際に感じる「モヤッとする思い」やなんとなく取得を言い出せない「職場の雰囲気」、育児と仕事を両立することがなぜ困難なのかなど、職場でのリアルな様子を、インタビューの語りをふんだんに用いて描く。

    仕事と私生活をめぐる時間意識の観点から「職場の雰囲気」を可視化し、男性の育休取得を困難にしている職場のあり方を照射する本書は、育児と仕事の両立だけにとどまらず、働くすべての人にいまの働き方を問い直すものである。
  • 目次

    序 章 「職場の雰囲気」に着目する理由
     1 男性にとっての育児休業制度
     2 男性の育児休業と職場の雰囲気
     3 本書の課題
     4 調査対象

    第1章 育休男性と職場のコンフリクト
     1 職場の性別役割分業意識――「お母さんじゃだめなの?」「休めるんだから仕事頼むよ」
     2 手続きの確実さと育児の不確実さ――「いつから休むのかちゃんと出して」
     3 交渉力の発揮――「特別だからできる」
     4 潜在化する批判――「なんかいやーな感じ」

    第2章 育休男性の新しい意識
     1 育休取得前――稼ぎ手役割の委譲
     2 育休取得経験で顕在化する意識
     3 育休取得後――意識化される〈時間帯〉

    第3章 育児・仕事の時間配分の三つの様相
     1 労働時間を短縮せず、育児に関わる
     2 労働時間を短縮して、育児をする
     3 仕事を辞める

    第4章 仕事/私生活をめぐる時間意識
     1 長時間労働に対する認識
     2 私生活の時間に対する認識
     3 コントロールできない労働時間が私生活の時間をコントロールする
     4 残業ゼロと多彩な活動

    第5章 「望ましい労働者」像と育児の特殊性
     1 二つの時間意識――〈仕事優先〉と〈仕事も育児も〉
     2 男性が育休取得をためらうのはなぜか
     3 職場の「望ましさ」と育児の特殊性

    第6章 なぜ男性育休は困難か
     1 〈仕事優先〉の時間意識に内在する「しかけ」
     2 性別役割分業意識の作動
     3 なぜ男性は育児休業制度の利用が難しいのか

    終 章 男性育休の困難を解消するために
     1 ジェンダー視点を「カッコに入れる」とは
     2 組織成員の相互作用を視野に入れる
     3 交渉当事者を拡大する

    あとがき

男性育休の困難(青弓社) [電子書籍] の商品スペック

書店分類コード F600
Cコード 0036
出版社名 青弓社
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紙の本のISBN-13 9784787234742
ファイルサイズ 4.7MB
著者名 齋藤 早苗
著述名 著者

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