〈こっくりさん〉と〈千里眼〉・増補版(青弓社) [電子書籍]
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〈こっくりさん〉と〈千里眼〉・増補版(青弓社) [電子書籍]

一柳廣孝(著者)
価格:¥3,080(税込)
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フォーマット:
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出版社:青弓社
公開日: 2022年03月02日
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〈こっくりさん〉と〈千里眼〉・増補版(青弓社) の 商品概要

  • 1970年代のオカルトブームによって広く知られるようになった心霊現象の数々。現在では多様なメディアがこれらのアイテムを物語に取り込み、消費している。では、これらを束ねる「心霊」という解釈格子は、はたしてどこからやってきたのだろうか。

    明治半ば以降、一気に広まった不思議な遊び「こっくりさん」、人々を熱狂させた催眠術、透視をめぐる論争を巻き起こした千里眼事件を掘り起こし、それらに通底していた心霊学と科学の相克を描き出す。

    「信仰」「迷信」「心」と「科学」のあわいに発生して、多くの人々の耳目を引いた明治期のオカルト現象から、日本の近代化の一側面を照らす怪異研究の古典を復刊。千里眼事件の再検討や大正期の催眠術の受容、「こっくりさん」の戦後を扱った論考を増補し、東雅夫氏による解説も所収する。
  • 目次

    第1部 〈こっくりさん〉と〈千里眼〉

    はじめに

    第1章 明治のこっくりさん
     1 「こっくりさん」の流行
     2 近代心霊学の誕生

    第2章 催眠術と「煩悶の時代」
     1 催眠術の流行
     2 「煩悶の時代」
     3 明治というカオス

    第3章 千里眼と科学
     1 最初の千里眼
     2 心霊学の流行
     3 長尾郁子と「丸亀事件」
     4 葛藤――千里眼と科学
     5 「迷信」という封印

    第4章 科学のゆくえ・心霊学のゆくえ
     1 大正期以降の心霊学
     2 ニュー・サイエンス
     3 おわりに

    参考文献

    あとがき

    第2部 その後の〈こっくりさん〉と〈千里眼〉

    第1章 千里眼は科学の分析対象たりうるか
     はじめに
     1 今村新吉「透視に就て」の問題機制
     2 千鶴子の透視実験と各学問ジャンルの対応の諸相
     3 念写の登場と京大光線の発見
     4 千里眼は科学の分析対象たりうるか
     おわりに

    第2章 催眠術と霊術のあいだ
     はじめに
     1 雑誌「心理研究」の位置
     2 「心理研究」応答欄と催眠術
     3 隆盛する霊術へのまなざし
     4 噴出する福来批判
     おわりに

    第3章 「こっくりさん」の変容
     はじめに
     1 「こっくりさん」の生成――一九七〇年代のブームまで
     2 「こっくりさん」の変容
     3 少女文化としての「こっくりさん」
     おわりに――筆仙・?仙・「こっくりさん」

    初出一覧

    増補版あとがき

    解説 いま蘇る「一柳世界」の原点 東 雅夫

〈こっくりさん〉と〈千里眼〉・増補版(青弓社) の商品スペック

シリーズ名 青弓社ルネサンス
書店分類コード F710
Cコード 0395
出版社名 青弓社
本文検索 不可
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紙の本のISBN-13 9784787292575
ファイルサイズ 113.7MB
著者名 一柳廣孝
著述名 著者

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