ハンセン病者の生活史 隔離経験を生きるということ(青弓社) [電子書籍]
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ハンセン病者の生活史 隔離経験を生きるということ(青弓社) [電子書籍]

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出版社:青弓社
公開日: 2022年04月01日
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ハンセン病者の生活史 隔離経験を生きるということ(青弓社) の 商品概要

  • 「恐ろしい伝染病」という誤ったイメージとともに、療養所に隔離されることを余儀なくされたハンセン病者。彼らは戦後社会のなかでどのようにして実存を模索し、療養所の内外の他者との関係性を編み上げてきたのか。多磨全生園の入所者の声を丹念に聞き取り、さまざまな日常の営みからそのリアリティーに迫る。
  • 目次

    序 章 ハンセン病療養所で生きるという経験をめぐって
     1 全生園というフィールド――ハンセン病療養所の過去と現在
     2 ハンセン病問題とは何か――既存研究のアプローチから
     3 隔離を生きる経験への社会学的接近――日常的実践と共同性
     4 調査の概要と本書の構成

    第1章 隔離を構成する機制と実践――戦前期の全生園の日常から
     1 「全生村」という呼称の奥行きをめぐって
     2 病者を取り巻く近代の機制
     3 構造的制約を異化する実践

    第2章 〈社会復帰〉という実践――ハンセン病療養所退所者の経験から
     1 ハンセン病療養所における「戦後の変化」とは何か?
     2 〈社会復帰〉という実践をめぐって
     3 希望と困難
     4 〈社会復帰〉経験の深層へ――ある退所経験者の軌跡から
     5 複数の関係性と自己を生きる

    第3章 自己の確認をめぐる攻防――ハンセン病療養所にとどまった人々の「戦後」経験
     1 もう一つの「戦後」
     2 「転換期」を生きる――ある「職工」の生活史にみる生業と自己
     3 さまざまな葛藤のなかで
     4 実存の模索――ある「職工」の生業に対する語りから
     5 人生を物語ることの意味

    第4章 療養所の内外へと広がる社会的世界――「ふるさとの森」作りの取り組みから
     1 迫り来る死を前にして
     2 戦後日本の社会変動と全生園入所者のリアリティー
     3 解体する療養所の在り方――全生園での「作業」「自治」の崩壊
     4 「ふるさとの森」作りの取り組み――緑化活動とその意味
     5 「ふるさとの森」の現在が提示するもの

    第5章 「終わり」と向き合う――全生園入所者による歴史記述の諸実践から
     1 全生園入所者による歴史記述をめぐって
     2 「終わり」と向き合う――ハンセン病療養所入所者の一九七〇年代
     3 過去の想起と共同性

    終 章 〈想い〉の地形学――ハンセン病問題の過去・現在・未来
     1 全生園北部の一角から現前する共同性
     2 〈共生〉への試論

    あとがき

ハンセン病者の生活史 隔離経験を生きるということ(青弓社) の商品スペック

書店分類コード F310
Cコード 0036
出版社名 青弓社
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紙の本のISBN-13 9784787233394
ファイルサイズ 23.5MB
著者名 坂田 勝彦
著述名 著者

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