スポーツする文学 1920-30年代の文化詩学(青弓社) [電子書籍]
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スポーツする文学 1920-30年代の文化詩学(青弓社) [電子書籍]

日比 嘉高(著者)疋田 雅昭(著者)日高 佳紀(著者)
価格:¥3,080(税込)
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出版社:青弓社
公開日: 2022年04月01日
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スポーツする文学 1920-30年代の文化詩学(青弓社) の 商品概要

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    大正から昭和初期、モダニズムと大衆文化の時代-。新聞や雑誌、ラジオ、レコードなどのメディアを介して、文学とスポーツはそれぞれの最前線で交錯した。レトリックと身体が衝突し、神話とアスリートが握手をかわす“文学とスポーツのアリーナ”を物語や表象などから多面的に分析する。現代に続くスポーツをめぐる文化の配置図のルーツは、ここにこそある。
  • 目次

    はじめに  疋田雅昭/日高佳紀/日比嘉高

    人工施設/体臭/モダニズム
    スケートリンクの沃度丁幾――山口誓子『凍港』の連作俳句について  青木亮人
     1 日本スケート史の沿革
     2 スケート界の発展と成立
     3 俳句における「スケート」
     4 「スケート連作俳句」の新鮮さ
     5 「新しい「視角」」と映画理論
     6 「スケート」連作と映画

    都市/スピード/中産階級
    時を忘れる愉楽――疑似ゴルフに人々が抱いた夢想  天野知幸
     1 アメリカ体験としてのベビー・ゴルフ
     2 “ひととき”の楽しみとしてのスポーツ
     3 消費される時間とスポーツ
     4 「時」の忘却と文学的表現の共振

    卓球/精神修養主義/遊戯性
    〈肉体〉におびえるとき――モダニズム前夜のスポーツ小説として『友情』を読む  西山康一
     1 競技と娯楽のはざまで――卓球のおかれた位置
     2 卓球に仮託されているもの――作品内部から見えてくること
     3 同時代のスポーツをめぐる状況――作品外部から見えてくること
     4 〈肉体〉の「謀叛」、脅える〈精神〉
     5 〈精神〉修養主義の裏に潜む脅え――モダニズム文芸のスポーツとの連続性

    モダン・スポーツ批評――アドルノ・神原泰・中井正一 西村将洋

    ラジオ・アナウンサー/オーディエンス/野球
    声の複製技術時代――〈スポーツ空間〉と複合メディア状況  日比嘉高
     1 声の争奪戦――スポーツ・アナウンサーと活字メディア
     2 スポーツ・ジャーナリズムの拡大と〈スポーツ空間〉
     3 声と〈鏡像〉
     4 呼びかける声の向こうに

    メディア/少年野球/立身出世
    ゴムボールを手にした子供たち――「少年倶楽部」に見る野球  松村 良
     1 二つの野球――硬式と軟式
     2 「あゝ玉杯に花うけて」のなかの野球
     3 一九一〇年代――「ゴムマリ団の遠征」
     4 一九二〇年代前半――小泉葵南および東京少年野球大会
     5 一九二〇年代後半――白井桃村と甲子園ブーム
     6 「野球もの」の減少と立身出世
     7 一九三〇年代以後――少年野球のゆくえ

    テニス/メディア/スター・プレーヤー
    テニス文芸のレトリック──田中純と月刊「テニスフアン」  日高佳紀
     1 日本における二つのテニス
     2 「テニスフアン」における〈文学〉の位相
     3 田中純「羅武君の球歴」の射程
     4 スターの死と日本テニス黄金期の終焉
     5 「羅武君の球歴」の批評性

    「スポーツ小説」の盛衰――雑誌「アサヒ・スポーツ」の場合  波潟 剛

    スタイル/ジェンダー/陸上競技
    変奏される〈身体〉――女子スポーツへのまなざし  笹尾佳代
     1 生成される〈身体〉のモード
     2 スポーツ少女のゆくえ
     3 見出される〈身体〉
     4 喪われる〈身体〉
     5 饒舌な〈身体〉

    水泳/コラージュ/視線
    水際のモダン――身体と欲望の劇場へ  杉田智美
     1 泳ぐ身体/見られる身体
     2 〈健気〉で〈強い〉モダンガールを欲望せよ
     3 変容する身体――モダンか? プリミティブか?
     4 身体は誰のものか

    プロレタリア文学とスポーツ  宮薗美佳

    駅伝・マラソン/共同体/語り
    ほか

スポーツする文学 1920-30年代の文化詩学(青弓社) の商品スペック

書店分類コード U310
Cコード 0095
出版社名 青弓社
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紙の本のISBN-13 9784787291899
ファイルサイズ 86.4MB
著者名 日比 嘉高
疋田 雅昭
日高 佳紀
著述名 著者

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