催眠術の日本近代(青弓社) [電子書籍]
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催眠術の日本近代(青弓社) [電子書籍]

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出版社:青弓社
公開日: 2022年04月01日
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こちらの商品は電子書籍版です

催眠術の日本近代(青弓社) [電子書籍] の 商品概要

  • パラダイムの一大転換を迫られた明治期、科学とオカルトの境界に狂い咲いた催眠術。魅力といかがわしさとをただよわせ、明治の人々の心をつかんだ「術」の盛衰をたどり、民衆を「国民」として統合していく国家の軌跡を重ね合わせて解読する。
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 目次

    はじめに

    I 催眠術の登場──合理と非合理のはざまで
     1 催眠術の移入
     「こっくりさん」の向こう側/催眠術の移入/アカデミズムと催眠術/催眠術と小説・演芸/催眠術ブームの断絶
     2 異形としてのメスメリズム
     メスメリズムの移入/メスメリズムとスピリチュアリズム/メスメリズムと「電気」
     3 「幻術」の発見
     催眠術と幻術のあいだ/幻術としての「忍術」/近藤嘉三『幻術の理法』『魔術と催眠術』/気合術師、浜口熊嶽
     4 「幻術」の歴史
     幻術の歴史/幻術とキリシタン/『動物電気概論』と『魔術と催眠術』の〈絵〉

    II 催眠術ブームの背景
     1 明治三十六年の催眠術
     催眠術ブームの再来/「脳」と「神経」と催眠術/催眠術書の中身/催眠術と心霊学/「万能薬」としての催眠術/催眠術の「霊」的理論
     2 幸田露伴「術比べ」の周辺
     催眠術は「邪法」か「科学」か/「狐」というメタファー/憑物信仰と催眠術/写真・玉突き・催眠術
     3 アカデミズムと権力/制度
     『催眠術及ズッゲスチオン論集』の刊行/心理学・精神医学の眼差し/心理学と精神医学の「学」的附置/犯罪としての催眠術/宮崎県の私為医業被告事件

    III 変質する催眠術
     1 森鴎外「魔睡」の象徴性
     鴎外と「魔睡」/明治四十二年の催眠術/誘発される「性」
     2 「千里眼事件」の波紋
     千里眼事件と催眠術/メディアの眼差し/福来友吉の挫折/「催眠術」から「霊術」へ

    IV 霊術の時代
     1 霊術のバックグラウンド
     大槻快尊「精神療法の話」/心理学の「心霊」からの撤退/高橋五郎の「心霊哲学」/マイヤーズの「潜在意識」/精神分析の危うさ/禅と催眠術
     2 多面体としての霊術
     村上辰午郎の催眠術普及運動/多面体としての霊術/霊術の営業戦略/太霊道と大本教/「神経病」の時代のなかで
     3 霊術の行方
     庶民の眼差し/霊術ブームの終焉

    おわりに──世紀末と現代日本

    あとがき

催眠術の日本近代(青弓社) [電子書籍] の商品スペック

シリーズ名 復刊選書
書店分類コード Q110
Cコード 0321
出版社名 青弓社
本文検索 不可
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紙の本のISBN-13 9784787220196
ファイルサイズ 51.7MB
著者名 一柳 廣孝
著述名 著者

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