憑依の近代とポリティクス(青弓社) [電子書籍]
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憑依の近代とポリティクス(青弓社) [電子書籍]

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出版社:青弓社
公開日: 2022年04月01日
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憑依の近代とポリティクス(青弓社) [電子書籍] の 商品概要

  • 「神がかり」「憑く」などの言葉で表される心身状態である憑依は、近代日本では豊かな宗教的・儀礼的意味を剥ぎ取られ、狂気や精神異常として生活世界から駆逐された。憑依が統制・弾圧の対象になっていく歴史的な変容をたどり、その文化的・社会的な抗争の内実に迫る。
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  • 目次

    “世界のどこかで私を待っている人”へ──「日本学叢書」刊行にあたって 川村邦光

    はじめに 川村邦光

    第1章 近代日本における憑依の系譜とポリティクス 川村邦光
     1 明治政府の宗教・民間宗教者政策
     2 啓蒙家・開化論者の憑依/狐憑き論
     3 精神病学者の狐憑き/憑依論
     4 狂気と治安、精神病者監護法の成立
     5 憑依霊/憑依観の変遷
     6 中山みきの憑依とポリティクス
     7 飯降伊蔵と憑依の共同体の再編
     8 出口なおと憑依の身体
     9 憑依を再解釈するスピリチュアリズム
     10 ユタ裁判とユタ征伐
     11 憑依の行方──王仁三郎の憑依戦略

    第2章 歴史の記述と憑依──飯降伊蔵の「おさしづ」と親神共同体をめぐって 永岡 崇
     1 歴史家と憑依
     2 飯降伊蔵の憑依と歴史の展開

    第3章 明治期日本の知識人と神智学 吉永進一
     1 神智学
     2 神智学と日本仏教
     3 姉崎正治と丁酉会
     4 ポイント・ロマ
     5 神智学徒スティーブンソン
     6 成瀬仁蔵

    第4章 憑依が精神病にされるとき──人格変換・宗教弾圧・精神鑑定 兵頭晶子
     1 精神病としての再定義
     2 精神鑑定を準備するもの
     3 第一次大本事件と精神鑑定

    第5章 巫者の平和学──沖縄の霊的感受性と「死をふまえた平和の知」 佐藤壮広
     1 視点と方法
     2 沖縄の民間巫者と戦死者
     3 民間巫者ユタの儀礼と「平和の礎」
     4 巫者と平和祈願
     5 考察と結論

    第6章 憑依を肯定する社会──沖縄の精神医療史とシャーマニズム 塩月亮子
     1 沖縄における憑依の位相
     2 精神医学における「カミダーリ」の定義
     3 心理療法家を訪れたカミダーリ症状の人々
     4 沖縄の精神医療史

    第7章 憑依と演劇──メディアの向こうの「なまなましい」身体をめぐって 畑中小百合
     1 なまなましい憑依
     2 憑依というメタファー、演劇という枠組み
     3 真か?偽か?──タレント霊能者の宿命
     4 メディアと憑依──飯塚友一郎の「演劇性」
     5 テレビの向こうの憑依

憑依の近代とポリティクス(青弓社) [電子書籍] の商品スペック

シリーズ名 日本学叢書
書店分類コード F700
Cコード 0339
出版社名 青弓社
本文検索 不可
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紙の本のISBN-13 9784787232694
ファイルサイズ 56.3MB
著者名 川村 邦光
著述名 著者

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